家に人を招いたときは
と思いますが、いろいろと心配事もありますよね。
そんなときに、そばにあると役に立つのが
です。
常備本におすすめの1冊をご紹介します。
うさほん(うさぎのほんねがわかる本)
うさぎに限らず、愛玩動物の習性などを、かわいいイラストとともに紹介した書籍はたくさん出ています。
愛兎と暮らし始めた頃(6年前)は、それほど多くなかったのですが、最近とても増えましたよね。
もちろん、飼育書も含めて、当初は新しいものを見つけると欠かさず読んでいました。
でも、うさ飼い歴が長くなり、新しい書籍でも
が増えてきて、ここ数年はあまりチェックしていませんでした。
もちろん本が悪いのではなく、知っている内容でも、読むとほっこりして癒されます。
そんな中、数年前に発売されていたのが
です。
本屋さんでパラパラと見たことはあったかもしれませんが、じっくり読んだ記憶はありません。
そんな「うさほん」を、Kindle Unlimitedで見つけたので
で、読んでみることにしました。
すると、長年疑問に思っていたことや新しい情報が満載で、ほっこりするどころか、大興奮で夢中で読んでしまいました。
うさぎの体、習性、心理などについて、100個の項目に分かれて掲載されています。
登場するうさ飼いさんが、うさぎを溺愛しているところも面白いです。

共感しかありません!
構成は、各項目のはじめに疑問と漫画があって、そのあとに文章で詳しい説明があるというスタイルです。
疑問とおおよその回答は、うさ飼いさんであれば知っているものが多いですが、説明の文章がとにかく詳しくて、新たな気づきや新発見があること間違いなしです。
ネタバレになるので内容は書きませんが
ことを、しっかりと言葉で説明されて、再認識することができました。
こういう理由で、こういう行動をしているので、今後はこうしてあげようと、普段の何気ない対応を見直すきっかけにもなりました。
もちろん

はじめて知った!
ことも、思ったよりたくさんありましたし、新たな「うさぎ用語」も覚えました。
そして最後の100番は、感動して泣いてしまいました。
とってもおすすめですので、まだの方はぜひ読んでみて下さい。
ちなみに、この「うさほん」ですが、監修は動物学者のあの方です。

今泉忠明さん!
芦田愛菜ちゃんとサンドウィッチマンさんの「博士ちゃん」でも、今泉さんを敬愛する博士ちゃんがいましたよね。
有名なのは
シリーズです。
大人でも、ついつい集めたくなりますよね。
私が好きなのは
のシリーズです。
これを読むと、毎回

人間ってほんとにクズだね…。
と思ってしまいます。
地球に暮らし始めてまだ数秒なのに(「地球の歴史を24時間とすると…」のアレです。)、わがもの顔で自分たちの都合で他の生き物を乱獲して、減りすぎると慌てて

絶滅危惧種です!
とか言って保護して、逆に増えすぎると(しかも自分たちのせいで)

害獣です!
とか言って慌てふためいて

アホなの?
と思います。(笑)
人間は、別に特別な存在ではありません。
たくさんいる生き物のひとつで、地球はみんなのものです。
こんな自分勝手な人間だから、ウィルスには友達と思ってもらえないのかもしれませんね。
愛兎を見てほしいけど…
親戚や友人知人が家に来たときは、愛兎を

見せたい!
と思います。

かわいいねー!
と言ってもらい、仲良くなってもらって、あわよくばお世話を頼めるほどの
になってもらいたいと企みます。
また、動物好きのお子様なんかが一緒の場合は
として、愛兎もお客さんも両方が楽しい時間を過ごせるように、頑張りたくなります。
でも

うさぎって簡単に触らせてくれないんだよね…。
そしてもちろん、愛兎が
ということも心配です。
また万が一、愛兎がおしっこをかけてしまった場合、飼い主はすぐに着替えられますが、お客さんは着替えがありません。
パッと思いつくだけでも
などなど、お小言満載になってしまいます。
愛兎のためだけでなく、人間がうさぎと仲良くなるために必要なことですが、家に招くくらい仲の良い人ですので、あまりしつこく言いたくないですよね。
でも、伝えておかないと楽しい時間が過ごせませんので、なかなかのジレンマです。
以前、動物好きの小さい子が

触る気まんまん!
で来たのに、愛兎が警戒して逃げ回ってしまったことがあります。
結局ほとんど触れ合えず、愛兎も神経をすり減らして

どっちもかわいそう…。
となってしまいました。
幸い、次に来たときには仲良くなってたくさんナデナデできましたが、はじめてのときはうまくいかないこともあります。
そんな中、長年わんちゃんを飼っていて、ペット業界(?)に精通した人が来たことがあります。
愛兎を見たいとのことで、うさぎ部屋に招いたのですが、ケージ内にいる愛兎を、遥か遠くからそーっとのぞいて、消え入りそうな小さな声で

かわいいねー。
と目をキラキラさせてくれました。
そこで

さわりたい?出そうか?
と聞くと、首を横に振って

今日は見るだけー。
と言い

うさぎさんの本とかはないの?
と聞かれました。
うさぎのことを、きちんと知ってから接しようとしてくれたのですね。
さすがです。

動物好きの鑑!
今回見つけた
は、こんなときに、見せたり貸したりするのにも最適な1冊だなと思いました。
きっとわんちゃんも、その子によっていろいろあるのでしょうね。
わんちゃんは人懐っこいので、飼い主の承諾を得ずに、気軽に近づいてしまいたくなりますが、これからは気をつけようと思いました。
人間以外の生き物に対してはもちろん、人間同士でも、仲良くなりたいと思うのなら、事前に相手のことを学んでおくことが大切ですね。
おわりに
うさぎ部屋の常備本におすすめの1冊として
をご紹介しました。
一緒に読みながら、部屋んぽを楽しむのもいいかもしれませんね。
そして、遊びに来た人がうさぎに夢中になって、うさ友さんが増えるといいなと思います。