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記憶に残る高校野球の名将たち

雑記
雑記

WBCの興奮が冷めやらぬ中、高校野球も盛り上がっています。

昨日の準決勝では、我が兵庫県の報徳学園が、大阪桐蔭の春連覇と西谷監督の勝利数記録更新を阻みました。

勝利数ランキングの1位は、引き続き智辯和歌山の高嶋仁さんです。

私の記憶に残る監督をご紹介します。

いつもニコニコ日下監督

兵庫県の高校野球はとても面白いです。

県大会の準々決勝あたりになると、注目カードの目白押しです。

そんな中、我が兵庫県の育英高校は、1993年の第75回(夏)で全国制覇をしました。

決勝戦で主将が大怪我をして、病院に行って戻ってきたやつだね。

といえば、オールドファン(!?)ならよくご存知かもしれません。

閉会式では、主将が持つはずの真紅の大優勝旗を、歩けない主将の代わりに、大村直之さん(近鉄→ソフトバンク→オリックス)が持って行進しました。

そのときの監督が、日下篤さんです。

テレビの画面に映る監督が、いつも笑顔だったのが印象的でした。

当時は

強い学校の監督って、厳しくて怖そうだよね…。

と思っていました。

ところが、どんどん勝ち進む強豪校(育英高校)の監督が、ベンチ前でいつもニコニコしているのです。

不思議に思いつつ、緊迫した場面でも、その笑顔を見ると、なぜかホッとした記憶があります。

ちなみに、今の育英高校の監督は、なんと

この全国制覇のときに怪我をした、主将の安田聖寛さんです。

最近は、ピンチの場面でも笑顔の選手が多いですよね。

準々決勝の仙台育英の選手たちもそうでした。

ニコニコしてリラックスした方が、本来の力が発揮できるのでしょうね。

とにかく褒める尾藤公さん

尾藤公さんは、箕島高校の監督だった方ですが、私にとっては「解説者の尾藤さん」です。

アナウンサーの

解説は、箕島高校の前の監督、尾藤公さんです。

で、試合開始です。

尾藤さんは、どんなプレイをしても、なにがあっても褒めます。

  • 打たれたときは、打った方を
  • 凡退したときは、おさえた方を

相手のあるスポーツなので、やられたときは相手を褒めるという常套手段(?)は序の口です。

エラーをしても、相手だけでなく、失敗した本人についてさえ、何かしら良いところを見つけてきて褒めまくります。

観ているこっちは

そうなんだ。すごいね。

と、常に気分よく試合を楽しむことができます。

そして、ご本人もとても楽しそうに解説されていたように思います。

解説が悪いことばかり言うと、観てて楽しくないよね。

プロ野球をはじめ、職業としてのスポーツなら、悪いプレイの解説も必要かもしれませんが、学生スポーツは教育の一環でもあります。

選手だって、褒められた方が思う存分力を発揮できますよね。

豪華すぎる解説席(高嶋仁さんと山下智茂さん)

智辯和歌山の高嶋仁さんと、星稜の山下智茂さんは、監督としての時代を長く拝見していたお二人です。

どちらも言わずと知れた名将で、高嶋さんは、勝利数ランキング1位です。

山下さんは、松井秀喜さんの監督ですよね。

この、自分がド真ん中でよく観ていた監督が、立て続けに勇退され、残念に思っていたのも束の間。

今は、かつての名将の言葉を、解説として聞くことができます。

特に高嶋さんの解説は、戦略面の手順や、駆け引き、心理戦など、詳細な説明が面白いです。

そして、何といっても、「あのとき実は○○だった。」と、過去の名場面の裏側について話されることもあり

そうだったんだー!

と、毎回興味津々で聞いています。

そんな「私の名将」のお二人が、なんと、一緒に解説席に座られた試合がありました。

現ヤクルトの奥川投手のときの、星稜vs智辯和歌山の試合です。

本人同士!!

そして、和歌山県勢vs星稜の試合といえば

箕島vs星稜!

です。

上述の尾藤さんと、山下さんの対戦でした。

名将の本人同士、しかも和歌山県勢vs星稜ということで

解説席が豪華すぎる!

と大興奮でした。

高校野球の主役はもちろん選手(高校生)で、試合を放送するわけですが、解説席が注目せざるを得ない組み合わせになることもありますね。(笑)

おわりに

高校野球の決勝戦を前に、私の記憶に残る監督をご紹介しました。

いつも笑顔で褒める監督がいいですね。

監督が泣いちゃうのも感動しますけどね。(準決勝の山梨学院の吉田監督)

決勝戦(報徳学園vs山梨学院)が楽しみです。

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