オリンピックの過去動画に学ぶマラソン観戦の極意

雑記
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先日TVerで、とんでもないものを見つけました。

ででーん!

Olympics オリンピック過去大会ハイライト

なぬー!!

もう一度観たい名場面の記憶が、走馬灯のように蘇ります。

独断と偏見により厳選した2本を観てみましたので、ご紹介します。

オリンピック過去大会ハイライト(TVer)

わくわくしてバナーをクリックしてみると

トップ

トップ画面には、でかでかと高木美帆選手が映し出されました。

下の一覧を見てみると、2008年の北京以降のロゴが並んでいます。

新しいのしかないのかな…。

と、少しがっかりしましたが、とりあえず検索してみたところ

検索結果「マラソン」

古いのもいっぱいあるじゃん!

北京より前のものは

  • そのほか

そして

  • アスリート列伝

というコーナーでも、古いものがあるようでした。

Sydney 2000

最初に観たのは

やっぱりシドニーのQちゃんだよね。

リアルタイムで一瞬も目を離さずしっかり観ましたし、その後も何度も

  • サングラスを投げるところ
  • ゴールシーン
  • すごく楽しい42キロでした

は観ています。

でも結局観ちゃうよね。

観なおしてみると、忘れていたり、思い違いをしていたりしたことがたくさんありました。

シモンさんと並走が続き、35キロ付近で

  • サングラスを投げてから独走

は、あまりにも有名なシーンです。

ちなみに、ご本人はスパートしようとしたわけではなく、サングラスを投げるために、シモンさんに当たらないように少し前に出たら、離れたのでそのまま行った、というのは、ご存知の方も多いですよね。

高価なサングラスだったそうですよ。

なので、知り合いが見えたので、拾ってもらうために投げたそうです。

そんなこんなで、結果として

  • 35キロで勝負をかけた

と思っていましたが、その前に、何度もペースアップをして揺さぶって、他の選手をふるい落としていました。

動画には、18キロのところでスパートした場面が映っていましたし、解説は、おなじみの増田明美さんでしたが、上り坂で何度もペースアップをしていると言っていました。

ちなみに増田さんは、Qちゃんのことを

  • 高橋さん

と呼んでみたり

  • 尚子さん

と呼んでみたり、当時は

「Qちゃん」じゃなかったんだね。

と、どうでもいいことにも気づきました。(笑)

また、ゴール前では、100mぐらい離れていたシモンさんがラストスパートをして、少しつまっていてヒヤっとしました。

勝つって知ってるのにね。

2時間を超えるレースを、10分にも満たない時間に編集した動画ですが、もう一度観られて大満足でした。

Qちゃんのピッチ走法をひさしぶりに観ましたが、軽快でリズムがよくて、本当に気持ちがよかったです。

ATHENS 2004

同じく女子マラソンで

アテネの野口さん!

も観ないわけにはいきません。

こちらも、リアルタイムでテレビにかじりついて観ていましたし、野口さんは長年日本記録保持者でしたので、このアテネのゴールシーンはおなじみですよね。

でもやっぱり観ちゃいました。

野口さんのアテネのレースは、とにかく

スパートがめちゃくちゃ早かったよね。

という記憶があって、かなり早い段階から独走していたと思っていました。

でも、動画を観てみると、実際には27キロ付近だったようで、時計は1時間30分ぐらいのところでした。

そして、スパート直後から、かなり長い時間

ヌデレバさんが追いついちゃうよ…。

とハラハラしていたはずなのですが、当初の2位は別の選手で、ヌデレバさんが近づいてきたのは、40キロあたりからのようでした。

全然記憶と違いました…。

前から映すと、すごく近くに見えて

来ちゃうよ、来ちゃうよ。

と焦り、上からひいた映像になると

意外と距離はあるかも…。

と思い直し、また前からの映像を観て

やっぱり近いー!

というのを、何度も繰り返して、ずっと心臓バクバクで祈っていたのを覚えています。

ちなみに、この経験を活かし(?)その後のマラソンや駅伝では

近く見えるけどそうでもないんだよ。

と、落ち着いて観られるようになりました。(笑)

また、このアテネのレースは、とにかく過酷だったようで、体調を崩した選手がたくさんいました。

当時世界最高記録を持っていたラドクリフさんも、泣きながら途中棄権をしていました。

そんな中、金メダルに輝いた野口さん。

ゴール直前までハラハラドキドキでしたが、インタビューでの涙には、とても感動しました。

ちなみに、このときのゴールのトラックは、古代仕様(?)で

細長い変な形だったんですよ。

さすがオリンピック発祥の地ですね。

マラソンのテレビ観戦の極意

以上のように、マラソンは

いつ何が起こるかわかりません!

そして、何かが起こったときには、それまでの経緯をふまえて観ていないと楽しめません。

Qちゃんのサングラススパートが有名になり

35キロくらいから観たらいいんじゃないの?

とか

ハイライトでよくない?

とか思う方もいるかもしれませんが

一時たりとも目を離してはなりません!

歴史的瞬間を見逃さないように、そして、2時間余りを目一杯楽しめるように、トイレも我慢して、ときには正座して、テレビにかじりついて観戦したいですね。

おわりに

TVerで見つけた

  • オリンピック過去大会ハイライト

  • 高橋尚子さん(シドニー)
  • 野口みずきさん(アテネ)

を観ました。

みなさんは、いつの誰の映像を観たいですか?

まだまだたくさんあるので、少しずつ楽しもうと思います♪

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