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愛兎の牧草の食べ方:チモシー徹底解剖「茎・葉・穂」

うさぎ
うさぎ

うさぎさんの主食である牧草。

その中でも有名なのがイネ科のチモシーです。

種類もいろいろありますよね。

「1番刈り」「2番刈り」とか「アメリカ産」「カナダ産」とかでしょ?

知ってるよ。

今回は、もっと細かい分類方法で、愛兎の好みを徹底解剖していきます。

チモシーの種類

チモシーの種類といえば、「1番刈り」「2番刈り」や「アメリカ産」「カナダ産」といった分け方をしますよね。

こちらの記事でも書きました。

今回はそういった分け方に加えて、牧草の色と形状で細かく分類してみました。

愛兎のメイン牧草2種類の中から選別したのは以下の6つです。

いずれも1番刈りで、アメリカ産はシングルプレス、カナダ産はダブルプレスです。

一袋に結構いろいろ入っているんだね。

緑色の茎

アメリカ産のチモシーは、きれいな緑色をしていることが多いです。

茎は硬くて太いです。

緑色の葉

最も硬い「1番刈り・シングルプレス」ですが、メーカーや商品によっては、柔らかい葉も一緒に入っていることがあります。

濃い緑色です。

緑色の穂

ふわふわに膨らんでいて、薄い緑色や黄色がかったものもあります。

茶色の茎

茶色いチモシーといえばカナダ産ですが、茎は薄い色をしています。

太さは細めで極細のものもあります。

茶色の葉

焦げたような濃い色から薄い色までさまざまです。

すぐに破れてしまいそうな柔らかい葉です。

茶色の穂

薄い色をしていて、小さめのものが多いです。

穂になりきっていない(?)ギザギザした棒状のものもあります。

愛兎の牧草選り好み

それでは愛兎の食べ方を紹介します。

穂が好き

いちばんのお気に入りはこちらです。

茶色の穂
穂(カナダ産)

カナダ産チモシー(1番刈り・ダブルプレス)の穂です。
薄い色をしていて、小さめのものが多いです。
穂になりきっていない(?)ギザギザした棒状のものもあります。

とにかく大好きなのがこのカナダ産の穂です。

補充するといの一番に探して食べています。

以前は一袋に穂がたくさん入っていたのですが、最近は少なめで探すのに苦労しています。

なかなか見つけられずクンクンしてばかりのときには、「好きなのあったー?」と声をかけて一緒に探し、先に見つけたら口元に持っていっています。

これを続けていたら、わたし(の指)がいつも穂を持っていると思ってしまったのか、少し手を差し出しただけで、勢いよく指に顔を近づけてきたり突進してきたりするようになりました。

興奮して慌てているときは歯が当たることもあります。

決して噛みついているのではありません!!(笑)

うさぎさんは、うっかり噛んでしまうこともあるかもしれませんが、猛獣のように襲いかかってきたりはしません。(襲われる方です。)

飼い主が痛いかどうかもちゃんとわかっています。

ちなみにわたしの指については

  • 爪は痛くないので甘噛みOK
  • 皮膚のところは痛いので甘噛みでもダメ

と認識しているようです。

硬い牧草を嚙みちぎることができる歯です。

本気で噛んだら人間の爪なんて簡単に噛み切ることができると思いますが、ふわっと歯をあてる感じで甘噛みをしてくるだけで、爪が切れたことはありません。

もちろん指がちょん切れたこともありません。

穂が好きなうさぎさんは多いですよね。

なので

茶色の穂が好きなのなら、緑色の穂も好きだよね。

と思い口元に持っていっても、プイッとされた挙句、わざわざ硬い茎を選んでバリバリ食べることもあります。

もちろんクンクンと穂を探して食べているときもありますが、カナダ産の穂ほどは執着はないようです。

緑色の穂
穂(アメリカ産)

アメリカ産チモシー(1番刈り・シングルプレス)の穂です。
ふわふわに膨らんでいて、薄い緑色や黄色がかったものもあります。

普段の食べ方

カナダ産の穂以外の5つは好きな順というのは特になく

  • そのときの気分次第

で食べ分けているようです。

カナダ産を補充すると

  • 穂を探して数個食べたあと、茎や葉や元々入っていたアメリカ産を食べる

ということが多いです。

アメリカ産を補充すると、背伸びして

  • カナダ産の補充を待つ

こともありますが

  • 穂を探して食べる
  • 茎や葉から食べる

と、そのときによっていろいろです。

愛兎の場合は、同じものを食べ続けるより、満遍なく食べていることの方が多いです。

意外と健康志向なのかなと思いますが、やっぱりカナダ産の袋を開けると、とにかくいつも飛びついてきます。(笑)

眠いときは食べやすいもの

サークル内でウトウトしている愛兎の口元に牧草を持っていく様子を、こちらの記事の「我が家の胃拡張予防法」うさぎは胃も命で書きました。

その後も、やり過ぎない範囲で、ちょこちょこ食べるのを促していますが、そのときの反応が興味深いです。

もぐもぐと口を動かして食べるのが少し面倒くさいのか、眠いときのダントツ人気がこちらです。

緑色の葉
葉(アメリカ産)

アメリカ産チモシー(1番刈り・シングルプレス)の葉です。
最も硬い「1番刈り・シングルプレス」ですが、メーカーや商品によっては、柔らかい葉も一緒に入っていることがあります。
濃い緑色です。

穂を近づけてもプイッ、茎を近づけてもプイッとされたあとで、アメリカ産の緑の葉を近づけると食べてくれることが多いです。

ねむいけど…葉っぱなら食べようかな…

また、カナダ産の茎は細いものが多く、口が小さいうさぎさんでも食べやすいようです。

針のように極細のものもあり、こちらも「口元に持っていって食べてもらう作戦」での成功率は高いです。

茶色の茎
茎(カナダ産)

カナダ産チモシー(1番刈り・ダブルプレス)の茎です。
茶色いチモシーといえばカナダ産ですが、茎は薄い色をしています。
太さは細めで極細のものもあります。

【番外編】音が最高♪

牧草を食べているときの、パリパリポリポリという音は気持ちいいですよね。

特に硬い茎は最高です。

緑色の茎
茎(アメリカ産)

アメリカ産チモシー(1番刈り・シングルプレス)の茎です。
アメリカ産は、きれいな緑色をしていることが多いです。
茎は硬くて太いです。

太くて硬くて苦手なうさぎさんもいるかもしれません。

愛兎も、子どもの頃にあまり食べない時期がありましたが、今ではモリモリ食べています。

本当に良い音で、硬い茎を食べているときは「すごいねー」とつい声をかけてしまいます。

嚙み切った切り口を見ると、鋭利な刃物のようにスパッと切れています。

うさぎさんの歯は本当にすごいですね。

ちなみに、硬い茎は牧草入れやケージ内のすのこの隙間から変な方向に飛び出していると危険です。

うさぎさんの目をついてしまったり、飼い主が手を切ってしまったりといった怪我をしないように、牧草の入れ方や掃除の際には注意したいですね。

おわりに

うさぎさんの主食である牧草、そして主流のチモシーですが、元来の分類以外にも、一袋にいろいろな種類が入っています。

また、商品によっては「穂が多め」と書かれていたり、カナダ産でも緑色のものがあったり、同じ商品でも収穫時期によって中身が全然違ったりすることがあります。

ひとつずつ口元に持っていって、好きか嫌いか聞いてみるのも面白いですね。(笑)

そして、元気なときによく食べるものだけでなく、少し調子が悪いときでも口にしてくれるものを見つけて、少量でも常備しておくと安心です。

普段はおやつ用にしても良いので、2番刈りや3番刈り、チモシー以外の牧草も含めて、なるべくたくさんの種類を試して、お気に入りを見つけたいですね。

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