このたびの改正で
の類型に
が新設されました。
中小企業庁の
の取り組みについても、既に申請受付が開始されていますので、合わせてご紹介します。
経営規模拡大設備（E類型）
今回新設された
は
を対象とした措置で
をしていることが、申請要件のひとつになっています。
売上高100億円超の中小企業は、地域経済を支える存在です。
それを目指す企業の成長は、地域に投資や雇用を生み出し、経済の好循環につながることが期待されます。
「100億宣言」は、そのような「売上高100億円超を目指す中小企業」を対象とした、中小企業庁の支援施策です。
企業は、自社の将来像や成長計画を公表（宣言）し、「宣言企業」は税制優遇や補助金等の対象となります。
その税制優遇のひとつが
です。
100億円超を目指すこと（100億宣言）以外の主な要件は
などで、対象資産は
です。
建物は、E類型でのみ新たに追加された対象資産で、規模要件は
税制優遇の内容は
です。
なお、同制度の計画期間中は
は、受けることができません。
同類型も、他の類型と同じく、必要書類の準備やその手続きには、多くの時間と労力を要します。
けれど、たとえば最初に必要な
や、100億宣言の
などを作成することを考えると、わくわくしませんか？
事業に限らず、人生においても、3年後、5年後、10年後、20年後…と、将来を想像して計画を立てる時間は、大変有意義なものです。
税制優遇等に伴う手続きには煩雑さがつきものですが、自社の経営の本質や将来像を見つめ直す貴重な機会でもありますので、前向きに楽しんで取り組みたいですね。
おわりに
中小企業経営強化税制に新設された
と、中小企業庁の
をご紹介しました。
無理な拡大をする必要はありませんが、地域経済に貢献し、周囲から愛される企業に成長させていけるといいですね。
