うさぎさんの給水器。
みなさんはどんな給水器をお使いですか?
YouTubeのとある動画を観て、大慌てで4つも給水器を買ってしまったお話です。
給水器を変更することになった理由
給水器にお皿タイプがあるのは知っていましたが
という理由で断然ボトルタイプ派でした。
ただ、ご長寿さんになると飲みにくくなるらしいので、そうなったらお皿タイプに変えようとは考えていました。
ところが、大変な動画をみつけてしまいました。
【プロおすすめうさぎの給水器】うさぎに給水ボトルを使わないほうが良い理由 正しい給水器の選び方:うさぎの飼い方Vol.5
うさぎちゃんねるさん(YouTube) より
うさぎさんの給水器は「ボトルタイプよりお皿タイプの方がいい」という、獣医さんの動画です。
お水が飲みにくいことが原因で飲水量が少なくなると、腎不全になる可能性があるというお話もありました。
腎不全…
水分の摂取量は少し気になっていました。
何cc飲んでいるかきちんと測ったことはないのですが、飼育書などに書かれている量よりは少なそうに感じていました。
でも体も小さいですし、赤ちゃんの頃からボトルで上手に飲んでいるようだったので、あまり気にしていませんでした。
もしかしてほんとは飲みにくかったのかな。
愛兎はもうすぐ3歳です。
人間に換算すると、30年近く水が飲みにくかったかもしれないことになります。
申し訳なくて、心配で心配で
1秒でも早くお皿の給水器に変えないと!!
と大慌てで検索し、爆速Charmさん(我が家で勝手に命名)で4つもポチってしまいました。
ペット用品通販のCharmさんは、とにかく発送が早いです。
お迎え当初など、うさ飼い超初心者の頃は準備不足のことが多く、「今すぐ必要なのに!」といった事態に日々陥っていました。
近くのホームセンターなどで売っているものならすぐに手に入れられますが、あいにくうさぎさん用品はあまり品ぞろえがよくないことも。
インターネットでしか見つけられないものもたくさんあって、発送が早い通販サイトには何度も助けられました。
中でもCharmさんは特に早い印象です。
大急ぎで運んでくれるトラック運転手さんにも感謝です。
注文完了後は、取り急ぎサークル内に器を設置しました。
部屋んぽ中は常に見張っておけるので、何度か気分転換に器で水をあげたこともあり、すんなり飲んでいました。
一方ケージ内に器を置くのは心配です。
ごめんね。あと1日だけ我慢してね。
人間にとってはたったの1日でも、うさぎさんにとっては6日間だそうです。
うさぎさんの時間は大切にしてあげたいですね。
購入を検討した給水器
ディッシュドリンカー350(SANKO)
獣医さんの動画で紹介されていた商品です。
ボトルが外側にあるので噛む心配がなく、是非ともこれにしたいところでしたが
うちのケージには付けられない。
網目が横長のケージにしか取り付けられないようです。
インサイド・ディッシュドリンカー(SANKO)
そうなると固定できるのはこれしかありません。
こちらも獣医さんの動画で紹介されていた商品ですが、ボトルごと内側に設置するタイプです。
絶対噛むよね。そして邪魔そう。
でも試してみるしかないよね。
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若くて元気いっぱいの愛兎。
最近ケージ内で、チモシーを入れているお皿を持ち上げるのが流行ってしまって、固定できるチモシー入れに変えたところです。
ケージ内に水が入ったボトルがあるなんて、かなり不安で期待薄ですが、藁にも縋る思いで試してみることにしました。
購入後のレビューを先に見たい方はこちら。
ドームサーバー600(SANKO)
もうひとつ、獣医さんの動画で紹介されていた商品がこれです。
固定できないのは困りますが、オモリが入っていて「ずっしり安定」とのことなので念のため検討です。
かなり大きくて邪魔そうですが、見た目が気に入って欲しくなりました。
ケージ内でダメなら、サークル内で部屋んぽ用に使えばいいし。
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ドームサーバー(SANKO)
上記のドームサーバー600の関連商品で見つけたのがこちら。
小さいサイズがある!
うさぎさん用ではないようですが、愛兎でも使えそうです。
大きい方(600cc)と同じく「ずっしり安定」だそうなので、良さそうです。
小さくてケージ内にも置けそう。
ダメならサークル用かキャリー用ということで。
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ウォーターディッシュ S ボトル付(Richell)
すでに3つの購入商品を決めたものの、なかなかしっくりくるものがありません。
やはりどうしても
のものを見つけたいと思いました。
そこで、小動物用にこだわらず、ワンちゃん用品から探して見つけたのがこちら。
すごく良さそう!!
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以上、4つの給水器を注文しました。
How many rabbits do you have?
Only one!
・・・
購入した給水器のレビュー
翌日(しかも午前中!)待ちに待った商品の到着です。
ドームサーバー600(SANKO)/ドームサーバー(SANKO)
まずはサークル内で、ドーム型を試してみることにました。
飲み慣れている器と一緒に置いてみましたが、最初は警戒してドームの部分をカジカジクンクン。
従前の器からは飲みますが、給水器からはなかなか飲みません。
ドーム部分が大きくて反射するので、気になるのかもしれません。
しばらく見ていると、以前にボトルを取り付けていた場所でお水を探している様子。
すかさず小さい方(200cc)を近くに置いてみたところ
飲みました。
その後、別の場所に置いた大きい方(600cc)も飲むようになりました。
お皿タイプで、ごくごくぴちゃぴちゃ飲む様子はとにかくかわいいです。
アゴが少し濡れてしまうのが気になりますが、ドーム型はクリアしたようです。
ちなみに大きい方(600cc)は、かなり重くて安定感は抜群です。
かじり防止のガードもついていて、わんぱくなうさぎさんでも安心。
でも重たい分、水の入れ替えが意外と大変です。
軽いドーム部分に水を入れて、上からオモリ入りの「ずっしり安定」部分を蓋のように回してしめ、こぼさないようにひっくり返さなければなりません。
手が小さい方やお子様だと、少し難しいかもしれません。
その点では、小さい方(200cc)は扱いやすいです。
ただ、やはり重さは物足りないので、ケージ内に置くかどうかは、しばらく様子を見てから検討しようと思います。
小柄で落ち着きがあるうさぎさんなら、小さい方(200cc)もオススメだと思います。
ドーム型はフォルムがかわいくて、見ていると楽しい気分になりますね。
ウォーターディッシュ S ボトル付(Richell)
それではいよいよ問題のケージ内です。
まずは期待大のこちら。
ワクワクしながら開封して取り付けようとしたところ
入らない!!
「うちのケージにはサイズが合わなかった」というレビューを書いてくれていた方がいたのに、きちんと確認しませんでした。
商品説明にも隙間は3cm以上必要だと記載があります。
ただ誤差があることもあるので、縦向きの網目のケージに取り付けられている写真をみて
多分いけるんじゃない?
と安易にポチっとしてしまいました。
最も期待していたものが、物理的に取り付けられないという最悪の結末。
また、Sサイズを購入しましたが、やはりワンちゃん用ですので、思っていたよりも大きかったです。
品質自体は良さそうで、ねじ部分はツルツルしていて齧れなさそうです。
幸いにもサークルの隙間には入りそうなので、機会があれば部屋んぽで使ってみようと思います。
ワンちゃん用品は種類が豊富で、見ているだけでも勉強になります。
これに懲りず、定期的にチェックしようと思います。
インサイド・ディッシュドリンカー(SANKO)
こうなると、期待薄だったこちらを試すしかありません。
きっと齧ってこぼして大変なことになるんだろうな。
と、あまり乗り気ではありませんでしたが、仕方なく取り付けてみました。
獣医さんの動画でも、取り外しやメンテナンスが多少面倒とのことでしたが
意外と簡単!そしてすっきり!
実際には、レイアウトを色々悩んで変更したり、高さを何度も調節したりしましたが、事前の予想とはうって変わって、邪魔にならずとてもイイ感じです。
でも噛むんじゃない?
そうです。それが最大の不安要素。
ところが、最初こそ何度か齧ろうと試みていましたが、ひっかかる隙間がなくツルツルすべるだけで、すぐに諦めてくれました。
神!!さすがうさぎさん専用!
ということで、予想を裏切る大逆転の超良品でした。
あまり気乗りしなくても、買っておいてよかったです。
夜にコッソリのぞいてみると、ぴちゃぴちゃと上手に飲んでいましたが、併用中のボトルタイプもまだ使っているようなので、もうしばらく見守ろうと思います。
うさぎさん用品はメーカーも限られていて、うさ飼いさんの間でも「うちも使ってます。」「うちも買いました。」と、お揃いになることがよくあります。
たくさんのうさ飼いさんが長年使われているメジャーな商品は、改良もされたりして、うさぎさんに合った良いものが多いのでしょうね。
今後も、最初から諦めず「みんなと同じもの」を積極的に試していこうと思います。
おわりに
獣医さんの動画を観て大急ぎで給水器を購入することになりました。
ボトルタイプを使っていても
なのであれば、ここまで急いで変更する必要はないのではないかなと思います。
それにしても、信頼できる獣医さんの言葉はすぐに信じて慌ててしまいますね。
かかりつけの獣医さんに
この壺を買うとうさぎさんが長生きしますよ。
と言われたら買ってしまうかもしれません(笑)
うさぎさんの研究は日進月歩。
数年前に当たり前だったことが、今は変わってしまっていることもあるそうです。
これからも日々学び、愛兎が健康で快適に暮らせる環境を作っていければと思います。