捨てられない病(びょう)の皆さん、こんにちは。

なかまー。
履かなくなったデニムは、何本くらいお持ちですか?
少し押入れを捜索しただけで、たくさん出てきたので
に挑戦しました。

sustainable!
リメイクと片付け
リメイクに使えそうなデニムを、何着か出してきました。

何を作ろうかと、わくわくしますね。
当初、大きめのトートバッグを作ろうと思い、YouTubeで動画を探しました。
良さそうなものがいくつかあったのですが、全てメンズの大きいサイズで作っている動画でした。

古着屋さんで数百円で手に入るようですよ。
一方、私が持っているデニムは、レディースと子ども服です。
気に入った動画を見つけても、まったく同じ大きさで生地をとるのは難しそうでした。
ただ、古着のリメイクですので、繋ぎ合わせればすむ話です。
それで、いろいろ組み合わせて検討したのですが、なかなか良い案がうかばず、挙句の果てに

これやっぱりまだ着られるかも!
と履いてみたりし始めてしまう始末です。(捨てられない人あるある。)
余談ですが、私は
をとても尊敬しています。
なので、決して嫌味や反論や、捨てられないことの正当性を主張したい訳ではないのですが、その上で

ひとつだけ言いたいことがあります。
ときどき

置いてたって使ったことなんてないわよ。
と言う人がいますが

捨てちゃって置いてないから、使った(使えた)経験がないだけなんじゃないの?
と密かに思っています。(笑)
本当に何十年も置いていたら

意外とまた使うときがあるんですよ。
何年も前に購入して、長らく放置していたものを数年後に見つけ

こんなのあったんだー。
と大喜びしたことが、過去に何度もあります。
特に洋服や手芸品で多いのですが、ちょうど欲しいなと思って買おうとしていたものと、似たようなもの(または同じもの)を見つけて

持ってた!
となり、そこからヘビーローテーションで使うようになったものは数知れずです。
ちなみに

必要ならまた買えばいいじゃない。
と言う人もいますが

同じものが売っていない場合はどうするの?
と思ってしまいます。

本は絶版もあるしね…。
ということで、典型的な「捨てられない人」として、人生を歩んできました。
ご本人の趣味嗜好で偏りはあると思いますが、捨てられない人の自宅は、リサイクルショップ並みの品揃えである可能性があります。
昭和レトロが流行っているようですし、お宝が眠っているかもしれませんね。
保管の問題もありますが、必ずしも
ではないと、私は思っています。
捨てられないことを思い悩む方もいらっしゃるようですが、そこまで気にしなくていいのではないかなと思います。
さて、余談が長くなりましたが、大きなトートバッグは、作り始めるまでにだいぶん時間がかかりそうです。
ひとまず第1弾として、小さいデニム1着だけで作ることができる、もう少し小さいものを作ることにしました。
そうなると

アレしかないね。
お得意(?)のスマホポーチです。
リメイク実践
デニムは子供服の半ズボン、裏地は動物柄のパジャマを使うことにしました。

裏地もリメイク(再利用)です。

doubleでecoですね。
デニムのポケットはボタン付きで、小さなポーチに合いそうです。
ポケットの横幅は12~13cmくらいです。
縫い代と余白を考えると、横幅は17cm程度はほしいところです。
測ってみたところ、かなりギリギリだったので、地道にほどいて解体しました。


YouTubeでは、縫い目の際を切ってしまう作り方が多かったように思いますが、ほどくと縫い代分だけ生地が大きくとれます。
それに、ほどいていると

ここはこうなっていたんだね!
と、デニムの縫製の仕組みが垣間見えたりします。
縫製って奥が深いですね。
なるべく大きめにカットして、腰ポケットのある面は、途中で切って上下を入れ替えることにしました。


ポケットの形状による使い勝手と、見た目の都合もありますが、口のところは縫いやすい方が良いと思うので、縫う箇所がなるべく薄い状態になるように配置しました。
実際に上下に分けた2枚を縫い合わせたところ、下側(ポケット側)の上部が分厚くて、縫い代をわるのは無理そうでした。
なので、下側はのばしたままで、おさえのミシンをかけておきました。


裏地も裁断し、接着芯は、ポケットを避けて貼りました。


マチはある方がいいと思うのですが、ポケットがギリギリなので、マチなしにします。
開閉は、マグネットボタンが合いそうです。
タブ用にベルト通しもカットしたのですが、サイズの合うDカンや角カンがなかったので、ストラップを付けるためのものとして、トチカンを使うことにします。

以上で、ようやく材料の準備が整いました。
リメイクは面白いですが、縫い始めるまでに結構時間がかかりますね。
材料が揃ったら、組み立てはあっという間です。
という手順が定番でしょうか。
最後にトチカンをつけて完成です。


完成サイズは、16cm×23cmになりました。
子ども服(しかも半ズボン)の半分しか使っていない割には、なかなか良いサイズのものが出来ました。
おわりに
自宅に眠っているデニムを使った
をご紹介しました。
デニムの
について考えるのは、楽しくもあり、難しい工程でもあります。
四苦八苦し過ぎて、YouTube動画で言っていた、メンズの大きいサイズを買いに行こうかと一瞬思いました。
さすがに

本末転倒…。
と我に返りましたが、大きいサイズの方が、作ることができるものの幅は広がる気がします。
ただ、古着自体にはそんなに抵抗はないのですが

大きいオジサンが、お尻で踏んづけていたポケットか…。
と想像すると、若干躊躇してしまいます。(笑)
かっこいいお兄さんが履いていたのかもしれませんが、それはそれで、ジーンズは
だそうなので

洗ってなさそう…。
ですよね。
今回やってみて、リメイクは、慣れないうちは、縫い始めるまでの準備がかなり大変だとわかりました。
ですので、出来るだけ手軽に作りたいという気持ちもありますが、とりあえず、自己所有のデニムがまだまだありますので、次こそは大きなバッグを作りたいなと思います。