うさぎの換毛期に力を発揮するアイテムのひとつに、集毛器があります。
我が家では、サーキュレーターを利用して自作した集毛器を、3年くらい使っています。
この初代集毛器(初号機)ですが

コンセントがあってちょっと不便なんだよね…。
ということで、念願の
を新たに作成しました。

2号機発進!
コードレス集毛器
我が家では、集毛器は
で作っています。
PPシートは、筒状にして枠に使います。
大きさや硬さが適当なら、下敷きやクリアファイルなどでもよいと思います。
レンジフードフィルターは、不織布など、風を通すものならOKです。
うちでは、ゴムが付いていて被せるだけのものを使っています。

「帽子」と呼んで愛用しています。


そして、主役のサーキュレーターですが、今回購入したのはこちらです。
集毛器として
のが目的ですので、サーキュレーターは逆向きに使います。
背面に、PPシートなどで作成した枠を取り付けることになりますので、裏側の形状が重要です。
ペタンコだと枠が付けられない可能性があるので、初号機に似た形状のものを選びました。

形状さえOKなら、あとはどんなのでもいいね。
この安易な選択が、のちにいくつかの不具合を引き起こします…。
数日後、到着した商品を受け取り、思わず

箱ちっちゃ!!
と声が出ました。
大きさすらよく確認せずに注文したので、初号機に比べてかなり小さいものでした。


右の黒いサーキュレーターが初号機です。
コンセントがあることは前述しましたが、大きくて意外と重くて、移動したり片付けたりするのが結構大変でした。
なので、2号機は

軽くて小さめのが欲しかったんだよね。
ということで、怪我の功名(結果オーライ)となりました。(笑)
それでは、いよいよ作成開始です。
サーキュレーターの、円周と固定部分を計測し、それに合わせてPPシートをカットします。
ちなみに今回は、サーキュレーターの色に合わせて、グレーのシートを選びました。


サーキュレーターの紫が

ちょっとドギツイよね。
と、若干不満だったのですが、カットしたシートを筒状にしてはめてみると

なんということでしょう!


色合いがピッタリフィットして、なんだかオシャレな感じになりました。
最後にレンジフードフィルター(帽子)をかぶせて完成です。


コンセントがないので、愛兎のそばに置いても安心です。

とりあえず試運転だね!
と、電源のスイッチを探したところ、衝撃の事実が判明しました。

スイッチがフィルターの内側!!
上述のとおり、この集毛器は、サーキュレーターを逆向きに使用して、吸い込む機能を利用する構造です。
本来は背面である方が前にきて、そこにフィルターがかぶせられている状態です。
元々は背面ですので、当然のようにそこにスイッチがありました。


ちなみに、充電するときの差込口も、同じ面のすぐ下にあります。
初号機のスイッチは、つまんで回すタイプのもので、台座に付いていました。
なので、スイッチの場所なんて確認していませんでした。

集めた毛をかき分けて、フィルターの上からスイッチを押すことになるね。
ただ、幸いにも、回したりする必要はなく、押すだけのスイッチです。
押すたびに、弱→中→強→切と切り替わるタイプのもので、実際に使ってみるとそれほど不便ではありませんでした。
ですが、思慮深いうさ飼いの皆様は、サーキュレーター購入の際には、ぜひ事前に
の場所をご確認下さい。
そしてもうひとつ、サーキュレーターを逆向きに使用することによる弊害があります。
ずばり
がなかなか良い感じになりません。
私が今回購入したこのサーキュレーターの場合は、集毛器としては、水平までしか上がらず、斜め上に向けることができません。
逆向きで使った場合の「斜め上」は、サーキュレーターとしては「斜め下」向きになります。

床に向けて風を送る人なんて普通いないもんね。
ちなみに、初号機は少し高さがあるので、少しだけ斜め上(サーキュレーターとしては斜め下)に向けることができ、いつもその状態で使っていました。
なので、またしても盲点となり、首の角度は確認していませんでした。
解決策としては、台座ごと斜めになるように、足を付けてみたり、クリップを挟んでみたり。


やり過ぎると、今度はうしろに倒れてしまうので、バランスが大切です。
今回は主役のサーキュレーターを安易に選んでしまい、トラップもたくさんありましたが、概ね満足するものができました。


最近お気に入りの狭い場所に寝転んでも、すぐ近くに置くことができて、グルーミングがとてもやりやすくなりました。
おわりに
念願の
を作成したので、ご紹介しました。
換毛期の相棒として、今後も色々改造しながら愛用していきたいと思います。