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住宅ローン控除は自己申告の大チャンス:会社員のはじめての確定申告

税金
税金

ついに念願のマイホームを新築しました。

くま税理士
くま税理士

住宅ローン控除で、はじめての確定申告ですね。

会社員の方の住宅ローン控除は

  • はじめての自己申告

におすすめです。

理由を4つご紹介します。

理由1:初心者向けの情報満載

確定申告で、質問が特に多い項目として

  • 医療費控除
  • 住宅ローン控除
  • ふるさと納税

が挙げられます。

そして、この中で

  • はじめての確定申告

  • 住宅ローン控除

だったという会社員(給与所得者)の方は、とても多いです。

ふるさと納税は、ワンストップ特例制度があります。

医療費控除も、そこそこ金額が大きくないと、やろうという気にはなりませんよね。

でも、住宅ローン控除だけは別です。

1年目の1回だけ頑張れば、その後何年間も、年末調整で控除されます。

金額も大きいですよね。

ですので、住宅の購入は、会社員にとっては

  • 確定申告をやらなければならない

数少ない機会になります。

そして、そんな方々のために国税庁が準備する

  • 会社員向けの住宅ローン控除の案内

は、種類が豊富で、初心者向けに作られているものも多いです。

国税庁のサイトでは

  • 税の情報・手続・用紙

のメニューから、税について調べることができます。

調べる
国税庁

確定申告の項目には、ここ数年、毎年年末頃に新しい年のものが公開される

  • 確定申告特集

というページがあります。

ここでは

  • 医療費控除を受ける方へ
  • 住宅ローン控除を受ける方へ
  • ふるさと納税をされた方へ

の3つが、ピックアップして案内されています。

確定申告特集
国税庁:令和4年分確定申告特集

昨年のものでも構いませんので、事前に見ておくといいですね。

パンフレットなどは、国税庁の

  • 刊行物等 → パンフレット・手引

にあります。

パンフレット
国税庁

所得税の確定申告なら

  • 所得税関係 → 確定申告書等の様式・手引き等

の該当年分に、すべての様式が集まっています。

確定申告書等の様式・手引き等
国税庁:確定申告書等の様式・手引き等(令和4年分)

住宅ローン控除なら

  • 住宅控除関係

のところにあります。

住宅
国税庁:確定申告書等の様式・手引き等(令和4年分)

ここでも

  • 住宅借入金等特別控除を受けられる方へ

という案内が、新築と増改築それぞれに用意されているだけでなく

  • 給与所得者の住宅借入金等特別控除の記載例

なんていうのもあります。

これ以外にも

私に関係あるかも…。

と、目に留まったリンクをクリックして頂くと

  • 画像満載の簡素化されたパンフレット
  • 今のあなたにピッタリのご案内

が見つかるかもしれません。

なんてったって、トップ3に入るメジャーな申告です。

  • 同じことをしたい人

がたくさんいますので、自分に当てはまる情報がきっと見つかるはずです。

少しだけ、斜め読みで構いませんので、クリックしてのぞいてみて下さい。

理由2:秀逸な入力補助機能

確定申告は、国税庁の

  • 確定申告書等作成コーナー

で行うのがおすすめです。

国税庁のサイトや、確定申告特集のページから開くことができます。

確定申告特集
国税庁:令和4年分確定申告特集
作成コーナー
国税庁:確定申告書等作成コーナー(パソコン)
スマホ
国税庁:確定申告書等作成コーナー(スマホ)

実はパソコン版は大昔(?)からあるサービスで、20年程度前に初めて使った記憶があります。

当初は

  • 手書きで書くものを、パソコンで打って印刷することができるだけ

でした。

ところが、時代とともにどんどん機能が充実していき、今ではe-Taxで申告まで可能です。

そしてここ数年、目を見張るのが、秀逸な入力補助機能です。

必要な書類が示され、その画像が表示され

  • この書類のここを参照して下さいね
  • この書類のこの金額をここに入力して下さいね

と案内されます。

源泉徴収票の入力画面でも

源泉徴収票
国税庁:確定申告書等作成コーナー(源泉徴収票の入力)

年末残高の入力画面でも

残高
国税庁:確定申告書等作成コーナー(年末残高証明書の入力)

登記事項証明書を参照したり

登記事項証明書
国税庁:確定申告書等作成コーナー(住宅借入金等特別控除の入力)

登記事項証明書の内容を入力するときも

面積
国税庁:確定申告書等作成コーナー(住宅借入金等特別控除の入力)

補助画面が表示され、導いてくれます。

そしてもちろん、複雑な計算は全自動です。

  • 必要な書類がわからない
  • どの書類のどの金額(数字)をどこに書くのかわからない
  • 計算方法がわからない

なんて悩む必要はありません。

確定申告書等作成コーナーは、例年1月初めに前年分の申告ができるようになります。

令和5年分なら、令和6年1月初めからしか使えません。

だからと言って、何もせずに待っている必要はありません。

確定申告の準備は、早いに越したことはありません。

前年分で構いませんので、とにかく一度操作してみて下さい。

「印刷して提出」(スマホの場合は「書面」)を選べば、郵送しない限り申告したことにはなりません。

嘘でもむちゃくちゃでも何でもいいので、とにかく何か選んで、何か入力して、進んでみて下さい。

源泉徴収票は、昨年のもの(令和4年分)でやってみるといいですね。

申告の流れがわかり、あっという間に疑問が解決すること間違いなしです。

住宅ローン控除は

  • 税額控除

のページにあります。

税額控除
国税庁:確定申告書等作成コーナー(税額控除・その他の項目の入力)

ぜひ一度

  • 入力する

のボタンを押して、中を見てみて下さい。

いくつかの質問に答えるだけで、必要書類などが表示されるようになっています。

書類
国税庁:確定申告書等作成コーナー(住宅借入金等特別控除の入力)

親からの贈与を購入資金に充てた場合などは、注意書きが出て、その対応も確認できます。

贈与01
国税庁:確定申告書等作成コーナー(住宅借入金等特別控除の入力)
贈与02
国税庁:確定申告書等作成コーナー(贈与税の申告手続についてはこちら)

ちなみに、贈与税の申告も、同じ確定申告書等作成コーナーで行うことができます。

えっ?どこですか?

くま税理士
くま税理士

住宅ローン控除は、何税の話でしょうか?

所得税??

くま税理士
くま税理士

はい。最初の方で所得税を選びましたよね。

同じところで「贈与税」を選ぶことができます。

贈与
国税庁:確定申告書等作成コーナー(事前確認)

こちらも人気の制度で

  • 同じことをしたい人

がたくさんいます。

自分に合ったパンフレットを探し、作成コーナーも操作してみて下さい。

理由3:書類を集めるのは結局自分

確定申告書等作成コーナーの大躍進(?)によって、特別複雑な申告でない限り、確定申告において最も時間がかかるのは

  • 書類を集めること

になりました。

書類さえ揃えば、あとは入力するだけです。

集めなければならない書類の一覧を見て、いかがですか?

ほとんど手元にあるような…。

くま税理士
くま税理士

そうですね。

家を建てた(購入した)のは、つい最近です。

契約書などは、まだすぐ目につくところにある状態ではないですか?

登記事項証明書は、不動産番号が分かれば添付は不要です。

残高証明書も、もうご本人宛てに送られてきているかもしれません。

いずれにしても、源泉徴収票も含めて、最初に受け取るのはご本人です。

申告を税理士に頼んでも、結局書類は自分が準備して渡さなければなりません。

極論を言うと、パソコンの入力操作だけを、お願いしている状態です。

しかも、先ほど見て頂いた、秀逸な入力補助がある画面でです。

自分でやっても同じのような気が…。

くま税理士
くま税理士

そうですね。

それに、もしかしたら、ご自身の方が操作はお上手ではありませんか?

理由4:家のことを一番よく知っているのは?

ここ数年、住宅ローン控除は、たくさんの区分に細分化され、どんどん複雑になっています。

不特定多数の方から質問を受ける、税務署員や税理士にとっては、この区分ごとの、要件や必要書類を知っておくことがキモになります。

もしかしたら、すべての区分を、正確に詳細に網羅している人もいるかもしれません。

建築士と税理士のダブルライセンスです。

なんて人がいれば、よくご存知かもしれません。

確定申告書等作成コーナーの後半では、これらの区分について

  • どれを選びますか?

という画面が表示されます。

合わせて必要書類も確認することができます。

選択
国税庁:確定申告書等作成コーナー(住宅借入金等特別控除の入力)

この画面が表示された瞬間、選ぶのが速いのは

  • ご本人
  • 家を買ったことがない(かもしれない)他人

どちらでしょうか?

家を建てる(購入する)ときには、材質や機能など、色々悩んで比較して選びましたよね。

建築業者、設計士、大工さんなどに説明を受けて、複数の中からじっくり思案して作り上げた(決めた)家ではないですか?

建築中(検討中)には、住宅ローン控除の区分についても考えませんでしたか?

そんなご本人なら、2秒で選択できますよね。

一方、他人の場合、ご本人から提示された書類を確認し、ご本人に詳細を伺った上で、選択することになります。

自分なら、無言でクリックひとつですむことのために、建築業者から聞いた同じ話を延々としなければならないかもしれません。

膨大な時間と労力をかけて建てた(購入した)マイホームです。

調べものも、たくさんしたのではないですか。

絶対に、家のことはご本人が一番よくご存知です。

おわりに

会社員の方の住宅ローン控除が

  • はじめての自己申告

におすすめである理由として

  • 初心者向けの情報満載
  • 秀逸な入力補助機能
  • 書類を集めるのは結局自分
  • 家のことを一番よく知っているのも自分

の4つを挙げました。

日本の主な税金は、申告納税制度といって

  • 自分で自分の税金を計算して申告する

ことになっています。

自分自身が理解しておかなければ、あとで困るのは自分です。

年配になってから、情報が乏しい複雑な申告をする羽目になり

確定申告はやったことがないです…。

となると、かなり不安ですよね。

一度でも

  • 自分でやったことがある

というのは、今後、確定申告をしなければならない場面に遭遇したときに、必ず役に立ちます。

ご自身にとって、どの程度難しそうなら税理士に依頼するのかを、決める目安にもなりますね。

せっかくの

  • 初心者向け
  • 仲間がたくさん
  • 手厚いサポート

の機会を逃す手はありません。

ぜひ、はじめての自己申告に挑戦してみて下さい。

個別に自己申告のサポートをご希望の方は

確定申告サポート:自分で確定申告(DIYワークショップ)

をご利用下さい。

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