うさぎさんを病院に連れて行くときの、最大のミッションは
ですよね。
愛兎も年々賢くなって、なかなか入ってくれなくなりました。
最近になって発見した、安全な方法をご紹介します。
今までの方法と失敗談
愛兎が使っているキャリーは
です。
獣医さんがすすめていたりして、うさ飼いさん達のあいだでも、使っている方が増えましたよね。
以前の記事でも書きましたが、キャリーは、入ることを嫌がらないように、普段から出していて、おやつ(ペレット)をキャリーの中であげるようにしていました。
でも、病院に行く日は、すぐに感づかれて、ペレットごときでは

全然入ってくれなくなりました。
普段は、鼻息荒く飛びつくくらい大好きなペレットなのに、野生の勘には本当に驚かされます。
入ってくれないどころか、頑なにキャリーに近づこうとしません。
部屋んぽのスペースは広めにとっているので、逃げ場はたくさんありますし、ハウスやケージ内に閉じこもってしまうこともあります。
結局、MAXで警戒している愛兎を、フリースで無理やり包んで、キャリーに入れることもありました。
そんなときは、病院で

入れるときにかなり格闘したので、ケガをしていないかも診てください…。
と言わなければならない始末です。
キャリーは、上も大きく開きますので、抱き上げて入れることもできます。
でも、難しいですし、暴れるので危ないですよね。
できれば、横の扉から、自分の足で入ってほしいところです。
そこで以前、ケージの扉にフェンスをくっつけて、囲っておく方法を、何度か試したことがあります。


でも、チャンスは1回きり(ケージから出るとき)ですし、踏み台があって、それなりに逃げ場もあるので、うまく誘導できませんでした。
そして、モタモタしているうちに、隙間からすり抜けて広いスペースに出てしまうことが多く、その時点で既に警戒態勢ですので、そこからさらにキャリーに入れようとするのはかなり大変でした。

毎回大捕り物で、出発前からお互いにクタクタです…。
新しく発見した安全な方法
そんなこんなで、最近は、部屋んぽの囲いに家具を利用していたのもあり、フェンスの存在を忘れていました。
でもある日、ふと思いついたのです。
場所はどこでもよいので

三角でとじこめればいいんじゃない!?
そして、とじこめたあとに、フェンスごと、少しずつ移動できるのではないかと思いました。
サークルのフェンスをお持ちの方はご存知だと思いますが、定番の6面のものには
の3つに分かれているものがあります。


そのうち、3枚つづりだけを使用すると、上下があいた三角柱になります。


この三角で、まず囲って、そのあとでキャリーに誘導するという作戦です。
ちなみに、サークルは、ずっしり重いものと、軽いものの2セット持っています。


最初は

軽いと押しのけて逃げちゃうかな?
と思い、黒の重い方で試しました。
でも、3枚つづりは結構重くて、動きが鈍くなります。
そこで、軽い方でやってみたところ、逃げ回っていても、上からかぶせることができて、らくらくと閉じこめることができました。


隙間をあけておいて、横から入ってもらうのではなく、最初からがっちり三角にしておいて、素早く、でも静かに、さっとかぶせるのがおすすめです。
どんなに走り回っていても、必ず平らな場所で立ち止まるときがきますので、その瞬間を逃さないように、集中して、でも、のんびり気長に待ちましょう。
囲ってしまえば、フェンスごと少しずつ移動することができます。


キャリーとくっつけやすい、広いところまでいってから、悠々と誘導しましょう。



踏ん張って入ってくれないんじゃない?
とも思いましたが、愛兎の場合は、行き場がないことがわかると、少しお尻を押してあげるだけで、意外とすんなり入ってくれました。
どうやら
という状況にするのがポイントのようですので、うさぎさんがギリギリ入れる広さで

三角がベスト!
だと思います。
サークルのフェンスをお持ちの方は、ぜひ一度試してみて下さい。
おわりに
最近になって発見した、うさぎさんに
をご紹介しました。
このやり方にしてから、4~5回病院に行っていますが、毎回大捕り物をすることなく、平穏に安全にすぐに入ってもらうことができています。
以前は、愛兎にバレないようにコソコソ準備をして、キャリーに無事に入ってもらうまでに

どれくらい時間がかかるかな…。
と不安に思っていたり

これから大捕り物です!
と意気込んでいたり、愛兎に不穏な空気が伝わっていたのだと思います。
この方法だと、いつでもさっとキャリーに入ってもらえるので、準備がバレてもへっちゃらです。
なので、先月爪切りに行ったときは

余裕だねー♪
と思いながら、朝んぽ中にキャリーに牧草を敷いて準備をしていました。
すると、少し目を離した隙に、開けっぱなしにしていた扉からキャリーに入って、中でのん気に牧草を食べているではありませんか!

なぬー!
大急ぎで、でもそーっと静かに、扉を閉めました。
今までは、病院の日は、キャリーに近づくことさえしなかったのに、ビックリです。
飼い主に余裕があり過ぎると、フェンスさえ必要ないのかもしれませんね。(笑)