先日、エアコンから水が垂れてくるようになりました。

まだ新しいのに!
原因は
でした。
エアコンの仕組みや対応策などを、点検に来てくれた方に詳しく教えてもらいましたので、ご紹介します。
うさぎ部屋のエアコン事情
今回水漏れしたエアコンは、まだ1年半程度しか使っておらず、新しくてピカピカです。
それなのに、突如ルーバーの右端あたりから、水が垂れてくるようになりました。
少しだけならよくあることかもしれませんが、止まったかなと思っても、またしばらくすると再開します。
下に置いていたソファが濡れ、ソファをどかしてバケツやバスタオルで受けるようにしましたが、量も多く止まる気配がありません。
そこで

新しいのにおかしいなぁ…。
と不審に思いつつ、点検を依頼することしました。
その結果
ことが原因だとわかりました。
機種にもよりますが、エアコンは、上面から空気を吸いこんで稼働しています。

エアコンの上ってあんまり見たことないよね…。
特に今回のエアコンは、かなり高いところに取り付けてあって、ソファや机にのぼっても、3段もある高い脚立を使っても、目視で上面を見るのは結構厳しいです。
天井すれすれで、頭がつっかえて見にくい場合もありますよね。
辛うじて写真は撮ることができました。

ご覧のとおり、フィルターが設置されていますが、うさぎの毛のような細くて柔らかい毛は、フィルターを通り抜けてしまったり、フィルターの周囲の隙間から入り込んでしまったりするそうです。
硬くて太い毛のわんちゃんなどなら大丈夫だそうですが、猫のいるご家庭のエアコンでも、よくある事例だそうです。
入り込んだ毛が、水を含んでヘドロ状に固まってしまい、エアコン内部の排水設備を詰まらせてしまうそうで、通常は外の排水口(ドレン)から、吸いこむ道具を使って直すそうです。
ただ、今回のエアコンは、屋外の排水設備が特殊だったので、内側(エアコン側)から押し出す処置をしてもらい、無事に詰まりは解消しました。
また、直接の原因ではありませんが
であることも、問題のひとつだそうです。
うさぎ部屋のエアコンは、春や秋の数日を除いて
であることがほとんどですよね。
でも本来、家庭用のエアコンは、連続運転(24時間稼働)は想定していないそうです。
今回のエアコンには、24時間以上運転すると、自動でフィルターを掃除する機能が付いています。
数分なので、毎回温湿度計とにらめっこしながら、終わるのを今か今かと待っています。
また、エアコンを切ったときに、自動で内部を乾燥させる機能も付いています。
冷房や除湿を使った場合の、特別な機能です。
途中で停止することもできますが、2時間前後、冷房ではない風が出続けます。
ですので

そんなときありません。
ということで、最近まで、この機能の存在に気付いていませんでした。
夏に(冷房機能を)使うのは2回目(2年目)ですが、今夏、ごくまれに冷え過ぎることがあって

一瞬だけエアコンを切ろう。
と、切ってみたことがありました。
そのときに、切ったはずなのに、ずっと風が出ていて、この機能に気づきました。
元々は、結露によるカビなどを防ぐための機能ですが、乾燥機能を適宜使うことも、毛詰まりの予防に一定の効果はあるかもしれない、とのことでした。
うさ飼い的には

2時間も温風なんて無理だよね。
と思ってしまいますが、途中で停止して冷房を再開することもできますので、タイミングを見計らって、上手に使っていけるといいなと思います。
対応策
以上のように、今回の水漏れは、エアコン上面のフィルターやその周囲の隙間から
が入り込んでしまったことが原因でした。
そして対応策として、換気扇用のフィルターなどをかぶせておくとよいと教えてもらいました。
適宜交換が必要ですが、毛詰まりの軽減には効果があるそうです。
ということで、早速買いに行くことにしました。
レンジフィルターなら100円ショップにもあったはずですが、もしかしたら

専用の便利グッズがあるかもね。
と思い、ひとまずホームセンターに視察に行ってみたところ

やっぱり!!
エアコン専用のフィルターがありました。


専用品は割高ですが、最適なサイズがわかりますし、上手な使い方を体験することができます。
素材も確認できますし、はじめてのことをするときの、最初のひとつ目にはおすすめですね。
ちなみに、この商品は2枚入でしたので

2回練習できるね。
練習して使い方に慣れたら、専用品以外の割安のものをカットして、作ってみるといいですね。
ということで、念のためレンジフィルターも一緒に買っておきました。

それではこの
を使ってみます。
ちなみに商品名は
というようです。
袋を開けると、折りたたまれたフィルターが入っています。

片面には透明フィルムが付いていて、はがすと粘着面が出てきます。


汚れたら
が浮き出るそうで、くま(フィルたん?)の絵柄と文字がうっすら見えます。
どういう仕組みで現れるのか疑問に思いますが、どのくらいで交換すればよいのか、目安がわかるので助かりますね。
貼り方は、奥にぴったり合わせるとかなり余るので、少し余らせて壁に沿わすようにしました。

目視不可能なので、背伸びをして腕を伸ばして、若干首を痛めながら一生懸命貼りました。
幸い(?)粘着力がとても弱く、貼るというよりほぼ乗せているだけの状態で、一旦貼ってしまった後も、動かしたり貼り直したりすることができました。

エアコンが吸いこむからこれでいいのかな?
様子を見て、動いてしまうようなら、テープなどで固定した方がいいかもしれませんね。
おわりに
エアコンが水漏れし、その原因が
ことだと判明しました。
そして、点検に来てくれた方に教えてもらった対応策を講じましたので、ご紹介しました。
うさぎ部屋のエアコンは、夏場は特に

絶対に止められない!
ので、不具合があると焦りますよね。
メーカーや機種によるかもしれませんが、一般的に、風向きを調節するルーバーのあたりから水が垂れる場合は、排水が詰まっていることが原因だそうです。
エアコン自体の故障ではありませんので、周囲が多少濡れても構わないのであれば、バケツなどで受けるようにして、しばらくは運転を続けても問題はないとのことでした。

音がうるさくて眠れないけどね…。
また、エアコンのクリーニングも効果があるそうですので、うさぎ部屋の場合は、一般のご家庭よりも短いスパンで、早めに実施しておきたいですね。
一向に夏が終わる気配がなく、まだまだ冷房が必要そうです。
エアコンを少しだけ休ませることができる、気候の良い時期になったら、点検や掃除を再度しっかりしておきたいですね。