プラ板を使った工作は、お子様だけでなく大人にも人気ですよね。
私も少しだけやったことがありますが、絵付けや色付けの際に

いつ何をどこに使えばいいの?
と結構悩んだので、同じものを違う組み合わせでいくつか作り、確かめてみました。
画材と場所とタイミング
まずは画材です。
プラ板の絵付けや色付けに使うことができるものを、生成AIに尋ねてみたところ
を挙げてくれました。
描いたり塗ったりする場所は
のいずれかです。
前面と背面を使い分けることで、奥行きを出すことができるところは、プラ板の魅力のひとつですね。
タイミングは
のいずれかです。
描いて(塗って)から焼く場合には、画材によっては、安全上の問題と、ひび割れなどのリスクがあります。
一方、焼いた後は、画材の定着のしやすさがポイントになりそうです。
以上の
について、画材ごとに使用可能な場所とタイミングを、再度生成AIに尋ねてみました。
特徴や注意点も合わせてまとめてくれたのが、以下の表です。
| 画材 | 場所 | タイミング | 特徴・注意点 |
|---|---|---|---|
| 油性ペン | 前面(表) 背面(裏) | 焼く前 | 定番中の定番。焼くと色が濃くなるので、少し薄いかなと思うくらいが丁度いい。 |
| 色鉛筆 | 背面(裏) | 焼く前 | そのままでは色が乗らないため、紙やすりで表面を削ってから描く。ふんわりした仕上がり。 |
| ポスターカラー | 前面(表) 背面(裏) | 焼く前 焼いた後 | 発色が良く、不透明なので下の色が透けない。焼く前に塗る場合は厚塗りに注意(割れる可能性あり)。 |
| アクリル絵の具 | 背面(裏) | 焼いた後 | 焼く前に塗ると、収縮の際に絵の具が剥がれたりひび割れたりしやすい。焼いた後に裏から塗るのが正解。 |
| クレヨン | 背面(裏) | 焼く前 | 色鉛筆同様、やすりが必要。独特のテクスチャが出る。焼き上がりは色が定着しにくいので注意。 |
| マニキュア | 背面(裏) | 焼いた後 | ラメを入れたり、ぷっくりさせたりするのに最適。焼く前は引火の恐れがあるため厳禁。 |
こうやって整理するとわかりやすいですね。
表面の線画は、油性ペンを使うのが定番で、ポスターカラーでもOKといったところでしょうか。
裏面の色付けは、画材やタイミングだけでなく、裏面の状態によっても、選択肢が変わってきそうです。
いずれにしても

焼く前のマニキュアだけは絶対にダメ!
ですね。
実践前の実験(試作)
まず、実践前にいくつか実験的に試作してみます。
今回は、ちょうどつい先日、誕生日の近い友人が
であることが判明したので、プレゼントのひとつとして

そうだ!ハニワを作ろう。(JR東海風)
ということになりました。
準備した画材と主な道具は
です。

まずは、プラ板に線を描いて切り抜きます。
透明のプラ板の表面に
で描いたものを4枚と
で描いたものを1枚、そして、半透明のプラ板に
で描いたものを、色違いで2枚準備しました。

油性ペンは、さすが定番と言われるだけあって、描きやすかったです。
ポスターカラーも、特に弾いたりすることなく、普通に描けました。
半透明のプラ板は、裏面がザラザラしているので、色鉛筆で塗ることができます。
あまり色がのらず薄くしか塗れませんが、焼くと濃くなるそうなので、本当に気持ち程度で薄く塗りました。
まずは、透明のもの2枚だけを焼いてみて、縮み具合を確かめます。
商品によって異なると思いますが、私が持っていた透明のプラ板は、6分の1に縮むもので、かなり小さくなりました。


その後、1~2枚ずつ焼きました。
半透明の方は、4分の1に縮むものだったようで、透明のものよりは少しだけ大きくなりました。
色鉛筆で塗ったところは、若干濃くなっていましたが、思っているほどではありませんでした。
続いて、透明のものの裏面に
で、色を付けてみます。
一旦そのままで塗ろうとしたのですが、弾いてしまってかなり困難です。
そこで、やすりで少し削ってから塗ってみましたが、それでもなかなか上手に色がのらず、縮んで小さくなっていることもあって、焼いた後の色付けはとても難しかったです。


一方、焼く前に色鉛筆で色を付けておいた半透明のものには、コーティングとして
を塗ってみたのですが、筆が少し触れただけで色鉛筆の色素がヨレてしまいました。
コーティングをするかどうかは迷うところですが、特に裏面は、剥がれてしまったり、色落ちしたりしやすいそうです。
作ること(工作遊び)自体が目的のお子様や、自分用のものなら、無理にコーティングをしなくてもいいかもしれません。
以上の実験を踏まえ
は、難易度が高いということが分かりました。
また、プラ板というと、透明のものをイメージしがちですが
で色付けをしたものが、意外と一番キレイで、かわいらしく仕上がりました。
透明のプラ板を使っても、色を付けるためにやすりをかけるなら、最初から半透明のプラ板を使った方がよさそうですね。
実践(本番)
それでは、以上の結果をもとに、厳選した2つの組み合わせで作成してみます。
まずは、半透明のプラ板で作る
の組み合わせです。
色鉛筆は、先程試したときより、少し濃いめに塗りました。


もうひとつは、透明のプラ板で
の組み合わせで作ります。
裏面のポスターカラーも、焼く前に塗っておきます。
大きくて弾かないので、細かいところも塗りやすいです。
そして、焼いてみたのがこちらです。


色鉛筆の発色はとてもいい感じです。
ポスターカラーはかなり濃くなってしまいましたが、あとから塗るよりも断然キレイです。
最後に、仕上げのコーティングには、スプレーニスを使うことにしました。
刷毛で塗ると滲んでしまうようなときに使うものなので、今回の裏面にぴったりです。
ところが、4つをいっぺんにやろうとして、ひとつ(色鉛筆の濃い茶色のもの)を吹き飛ばし、油性ペンで描いた表面を滲ませてしまいました。

がーん…。
油性ペンは、アルコールで消すことができるので、アルコール入りのウェットティッシュで拭いて修復したのですが、やはり縮んで小さくなっていることもあり、どうしても元通りにはなりませんでした。


そんなこんなで、上手に出来たもののひとつを汚してしまったのですが、色鉛筆の薄い茶色(≒黄色)の方は無事です。
また、ポスターカラーの金色はちょっと顔色が悪そうに見えますが、茶色はハニワらしくていい色です。
ということで、ポーズが同じ(バンザイ)になってしまいますが、最も良く出来た2つを、プレゼントにすることにしました。


チャームのパーツを付けて、ラッピングをして完成です。
おわりに
プラ板工作の
について
の組み合わせを、いくつか試してみましたのでご紹介しました。
焼くと、かなり縮んで小さくなってしまうので

大きすぎるかな?
と思うくらい、大きめに作るのがおすすめです。
プラ板は、種類や厚さもたくさんあるので、色々試してみてくださいね。










