e-KOBEと住民税申告:神戸市民は国の対応を心待ちにしております

税金
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神戸市の

  • e-KOBE
  • 住民税申告

についてご紹介します。

IT先進都市:神戸市

かつて

1位じゃなきゃダメなんですか!?

と怒られた

  • スーパーコンピュータ「京」

でおなじみの

神戸市の者です。どうもどうも。

後継は

  • 富岳

ですね。

そんな神戸市ですから(?)行政のIT化は進んでいる方だと思います。

公式サイトは見やすいですね。

SNSやYouTubeはもちろん、noteもやっています。

そして目玉は、行政手続きのための

  • e-KOBE

です。

もちろん、スマートフォンのアプリもあります。

e-KOBE
アプリのアイコン

申請できる手続きは多岐にわたり、2025年1月時点では、個人向けも事業者向けも、それぞれ200件以上の手続きの電子申請が可能です。

所得税の確定申告の際に

マイナポータルは使っていますか?

とお伺いすると、神戸市在住の方の中には

e-KOBEのことですか?

とおっしゃる方もいます。

それぐらい、市民にとっては身近なシステムになっているようですね。

ちなみに現況では、マイナポータルとe-KOBEはまったく別物です。

けれど、のちのちは連動するのではないかなとも思うので

えぇーっと…。一応違います…。

と、変に言い淀んでしまったりする今日この頃です。

仕事柄、他の市町村の公式サイトを確認することがよくありますが

わかりやすくて、対応も良さそうだね。

と感じることもあれば、トップページを開いた瞬間に

ううむ…。

となることもあります。(笑)

ただの直感ですが、公式サイトからは、その市町村の行政の雰囲気を垣間見ることができますね。

市町村の公式サイトは、現在の住民に向けた情報の掲載が第一ではありますが

  • 移住推し

の市町村では、遠方の方へ向けたアピールの場でもあります。

なので、見せ方(魅せ方)が上手だなと思う市町村もありますね。

また、ITに関しては、人口の少ない自治体の方が、かえって進めやすいのではないかなと思います。

全住民に個別にサービスを提供することで

うちの村は全員e-Taxじゃよ。

とか

みんなYouTubeを観て、スマート家電を使っとるよ。
AIは賢いのぉ。

とかいう自治体も、今後出てくるかもしれませんね。

住民税申告

所得税の確定申告においては

  • 年金所得者
  • 給与所得者

について、一定の要件に該当すると、確定申告が不要になる制度があります。

ただし、これは所得税だけの制度で

  • 住民税の申告は必要

という場合がありますね。

神戸市では、住民税額を試算できるサイトが用意されています。

当然、住民税の申告自体も、電子申告(電子申請)ができるはずです。

e-KOBEでできそうですね。

ということで、案内のページをのぞいてみたところ

住民税のインターネット申告
神戸市住民税(市県民税)のインターネット申告

収入があった方、各種控除に該当する方のインターネットによる申告書提出(e-KOBE)は2024年7月17日0時で終了しました。

神戸市住民税(市県民税)のインターネット申告

e-KOBEでの提出は、昨夏に終了したと書いてあります。

どういうこと?

最初に確認したのは昨年(2024年)中でした。

ですので、次の申告期間になったら、また新たに使えるようになるという意味なのかと思い、市に問合せをしてみました。

すると

申し訳ございませんが、2025年の申告(令和7年度の申告)については、申告期間になっても収入があった方のインターネット申告(e-KOBEでの申告書提出)はしていただけません。
現在、総務省等により、マイナポータルを活用し、電子的に申告する仕組みの導入が検討されています。収入があった方のインターネット申告については、その仕組みが導入された際に再開いたします。

神戸市の回答より抜粋

がびーん。

今までできていたのに、周りに合わせるためにできなくなるなんて

退化じゃん…。しくしく。

回答では、大枠として

  • マイナポータル

とされていますが、実質的には

  • eLTAX(※)
(※)地方税に関する手続きを行うことができるシステム

での対応を待っているということなのかもしれません。

若しくは、所得税のシステム(確定申告書等作成コーナー)を利用するという方法も考えられますね。

元々住民税は、所得税の申告内容を基にしますので

  • 所得税は申告せず、住民税のみ申告する

といったチェックボックスを設ければ、流用できる気がします。

いっそのこと、所得税の申告不要制度は廃止して

  • 住民税だけ申告が必要

といった状態にならないように、一本化してしまえばいいのでは、とも思います。

そして、このような方法を既に思いついた上での「検討」だと思うのですが、「導入」はまだなんですね。

いずれにしても、全国対応していないため自前のシステム(e-KOBE)でできるようにしたのに、そろそろ対応されそうなので、一時停止中といった状態のようです。

神戸市に限らず、同じような状況の市町村が、他にもあるかもしれませんね。

もしかしたら、2025年から導入されると聞いていて、新年度分の開発を止めていたのに、国側が

やっぱり間に合いませんでしたー。

となったのかもしれません。(あくまでただの想像です。)

2024年は定額減税の処理もありましたし、実際のところはわかりませんが、神戸市民としては元々はできていたことですので、再開が待ち遠しいですね。

ということで、神戸市での2025年の住民税申告は

  • 郵送または窓口

での提出になります。

上でご紹介した

  • 住民税額シミュレーション

で作成したものを印刷して提出することもできますし

  • 申告用紙請求

をして、用紙を取り寄せることもできます。

なお、収入はなかったけれど、所得証明等のために申告をする方は、e-KOBEでの申告が可能です。

おわりに

神戸市の

  • e-KOBE
  • 住民税申告

をご紹介しました。

余談ですが、神戸市須磨区の

  • 須磨パティオ

が絶賛リニューアル中です。

区役所(支所)の建物が生まれ変わり、本屋さんも広くなりました。

ロフト(LOFT)もやって来る予定です。

近隣も含め、文房具の売り場がどんどん減少して困っていたので、とても楽しみです。

このあたりでは、バス待ちの高校生が、時間調整のためにウロウロするので

  • 流行りのオシャレ雑貨

よりも

  • 定番の文房具

の方が

売れると思いますよ!

※個人の強い願望に基づく勝手な想像です。

直結する神戸市営地下鉄の名谷駅は、通っていた高校の最寄り駅だったのですが、当時(30年くらい前)は若者で溢れていました。

周辺の住宅地も人気だったようで、近隣市出身の同い年の子が

名谷の抽選に外れて、今のところになったんだよ。

と教えてくれたことがあります。

けれどその後、西側や北側の開発が進み、人々は、神戸市西区や北区、そして明石市へ行ってしまいました。

特に明石市は、子育て世帯に人気のようですね。

泉さんのせいかー。

ということで、近年の名谷エリアは、高齢化が進み、少し寂しい雰囲気が漂い始め

このまま廃れていくのかな…。

と、悲しい気持ちになっていたところでした。

周辺では、マンション建設なども進んでいます。

若い方が、たくさん来てくれるといいなと思います。

学校もいっぱいあって、三宮までは20分ですよ!

元祖ベッドタウンが復活して、また賑わいを取り戻してくれると嬉しいですね。

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