以前、絵が得意な幼稚園の子に

絵の具がほしい
とリクエストを受け、絵の具と合わせて、筆、刷毛、スポンジブラシ、スケッチブック、パレットなど一式をプレゼントしたことがあります。
私自身は絵はあまり得意ではないのですが、絵画の画材や道具を選ぶのは、とても楽しかったです。
その後、小学生になったその子は、絵はもちろん、どうやら工作も得意なようです。
そこで、今度は工作関連で

なにかいいものないかなー?
と探していたところ、面白そうなものを見つけました。
実際に使ってみましたので、ご紹介します。
キットとその他の準備
見つけたのはこちらです。

石塑ねんど?
子どもの工作というと
が定番ですが、色々種類があるようで、石の粉から作られた
は、陶器のような作品を作ることができるそうです。

めっちゃ楽しそう!
その石塑粘土のキットを見つけ

危なくないか試してみないとね!
と、まず自分用に購入して使ってみることにしました。
届いたのがこちらです。



スターターキットってわくわくするよね。
中には
が入っています。


のし棒は、透明のプラスチック製で、軽くて使いやすそうです。
少量のニスが入っているのは嬉しいですね。
工作や造形を少しだけやってみたい場合、ニスって
ことが、よくあります。
ニスにも種類がありますし、適したものが少しだけ入っているのは、とても助かります。
やすりは、紙やすりの粗いのと細かいのが2枚です。

紙やすりってイマイチ上手に使えないんだよね…。
ということで
を100円ショップで買ってきました。
やすり以外にも、ネイル用品には、細かい作業をするのに便利なものがたくさんあります。
ハンドメイドグッズの棚だけでなく、ネイルの棚もチェックしてみると、掘り出し物が見つかるかもしれませんね。


色を塗る道具も必要です。
私は
を使いましたが
などでも色付けはできるようです。
そのほかに
など、形作りに使えそうなものも用意しました。
付属の冊子をよく読んで、必要なものは作り始める前に揃えておけるといいですね。


図書館で本も借りてきました。
初心者向けのものは、たくさん出ているようなので、自分が気に入ったものを選ぶといいですね。
道具や作り方が詳しく載っているものが良いです。
そのほかに

粘土でこんなものまで作れるの!?
と、びっくり仰天の本が2冊ありました。

夢が広がるねー。
それではいよいよ制作開始です。
実際に作ってみました
まずは粘土を取り出すところからです。
乾くと使えなくなってしまうので、保管方法は要チェックです。
付属の冊子によると
で包んで
などに
と一緒に保管すると良い、とのことでした。


取り出した粘土は、白くてスベスベです。
ちなみに、借りてきた本には、袋ごとカットする方法も載っていました。


全部出してしまわないで、袋ごと保管しておく方が長持ちしそうですね。
それでは、今度こそ制作開始です。
取り出した粘土をコロコロ丸めて
の上で平らに伸ばします。
私は、プラスチックの薄い板(下敷きみたいなシート)を使いました。


のし棒を使うときは、厚みをそろえるために、左右に細長い板を置きます。
陶芸グッズなどでは
と言うようです。
冊子や本では
が代用されていました。
私は、配線を収納するケーブルカバーを使いました。(たまたま新品が家にあったので。)
ツルツルしているので、意外とコロコロしやすかったです。
粘土が平らになったら、好きな形に成形します。
今回は、クッキーの型で型抜きをしてみました。



形は当然うさぎです。
ハンコを押して、つまようじで目を書いて、乾かします。
取り出した粘土が少し余ったので、フリーハンドでオカリナも作りました。


乾かすときは
の上に乗せておくと良いそうです。
様子を見つつ、適宜裏返して、完全に乾くまで気長に待ちましょう。(2~3日)
乾いたあとも、やすりをかけたり、彫刻刀で削ったり、形は変えられます。
大きめに作っておいて、削るのも楽しそうですね。
色は絵の具を塗って、金色にしました。


ニスを塗るとピカピカになります。
キットに入っていた、ブローチとピアスの金具を取り付けて完成です。
ラッピングも楽しいですよね。


おわりに
粘土遊びのスターターキットとして
をご紹介しました。
工作好きのお子様へのプレゼントにはもちろん、大人も楽しめます。

次は何を作ろうかな♪