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世界陸上の思い出:歴代レジェンドの共演

雑記
雑記

先日図書館で

を借りました。

今年(2023年)の世界陸上は

  • ブダペスト(ハンガリー)

で開催されます。

ひさしぶりのヨーロッパ開催だね。

世界陸上やオリンピックといえば

  • 夜遅くから始まって
  • 深夜に大興奮で応援し
  • 明け方、鳥の声を聴きながら眠りにつく

という深夜のテレビ観戦が、私の定番です。

今回は、うさぎと暮らし始めてから初めてのヨーロッパ開催です。

いつ寝るの?

今でしょ…???

世界陸上の思い出を紹介します。

世界陸上の思い出

世界陸上で、私が最も忘れられないのは、2003年パリ大会の

  • 末續慎吾さん(200m)

の解説をする

  • 伊東浩司さん

  • 「3番、3番、さんばんんんー…」

です。

ゴールする瞬間の、伊東さんのこの願いのとおり、末續さんは見事銅メダルに輝きます。

日本人が短距離でメダルをとるなんて!!

と大きな衝撃を受けた、歴史的瞬間のひとコマです。

着順を言う場合、テレビ放送などでの正式な表現は

  • 1着、2着、3着…

ではないかと思います。

スポーツでは

  • 1位、2位、3位…

という言い方もしますよね。

子どもの運動会でも

  • 1等(賞)、2等(賞)、3等(賞)…

などでしょうか。

それを

  • 1番、2番、3番…

という表現を使い、しかも、ばりばりの関西イントネーションで連呼してしまった伊東さん。

最後の直線では

  • がんばれぇぇぇーーー…

と絞り出すような声援も聞こえました。

祈るような表情が目に浮かび、どれだけ心の底から応援していたか、その気持ちがひしひしと伝わってくる名解説でした。

伊東さんは、100mと200mで日本記録を持っていたことがある元短距離選手です。

なんと、我が神戸市出身だそうで、同市にある大学でコーチもしています。

日本の短距離界を牽引し、200mでは末續さんの前任者ともいえます。

同じく、メダルが確定して末續さんが真っ先に向かい、抱き合って号泣した、コーチの高野進さんも短距離界のレジェンドです。

高野さんは、1990年代のオリンピックや世界陸上で、400mの決勝に進出した方で

日本人が短距離で決勝に残るなんて!

の第一人者です。(オリンピックでは昔決勝に進出された方がいるそうです。)

そして高野さんの400mの記録は、今もなお破られておらず、日本記録です。

メダリストや日本記録を持つレジェンド達が、あとに続く選手達に対して

  • 自分を超えること

を望む姿は印象的です。

長距離でも、メダリストの

  • 有森裕子さん
  • 高橋尚子さん
  • 野口みずきさん

を始めとする、レジェンド達の解説からは、いつも応援している強い気持ちが伝わってきます。

みな一様に、心の底から良い記録や結果が出てほしいと願い、自分の記録が破られる瞬間に立ち会えそうなときはワクワクし、自分(の記録)に勝ちそうな選手を見つけると全力でサポートします。

どれだけ負けたいの!?

と思うくらい一生懸命です。

きっと、自分も現役時代に周りの人にそうしてもらってきたからかなと思います。

陸上競技は究極の個人競技です。

記録と名前が残るのは、その選手だけです。

でもその歴史的瞬間は、歴代のレジェンド達が脈々と語り継いで、作り出されてきたものなのだろうなと思います。

これからも、新記録がたくさん生まれて、陸上界が盛り上がるといいですね。

おわりに

今夏の世界陸上を前に、過去の大会の思い出を紹介しました。

大会日程は

  • 8月19日(土)~27日(日)

の9日間です。

8月後半は、とっても忙しいです!

ちなみに、次回2025年の世界陸上の開催地は、日本(東京)の予定です。

来年2024年は、パリオリンピックがありますし、神戸では世界パラ陸上も開催されます。

その前に

日本選手権(6月)だね!

ビッグイベントの目白押しで、とにかく楽しみです♪

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