年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
多くのうさ飼いさんにとって、年末年始は

いつもの病院が休み…。
という恐怖との闘いではないでしょうか。
我が家の奮闘記をご紹介します。
いつもの動物病院
愛兎が普段かよっている動物病院には、うさぎを診られる獣医さんや看護師さんがたくさん居ます。
病院として
感じなので
に診てもらえて、とても安心です。
そして何より

めちゃくちゃ近いんです!
外出が苦手な愛兎にとっては、移動時間の短さも重要です。
そんないつもの動物病院ですが、長い間年中無休だったのが、2~3年前から年末年始は休診になるようになりました。
このたびも
が休診です。
なので、ここ数年

年末年始がとっても怖いんです。
特に今回は、12月に入ったくらいから

年末年始の病院を探しとかないとねー。
と思いつつ先延ばしにしていたら、クリスマス前後に換毛が始まってしまい、うんちが小さい日もあって、年末間際になって

やばいかも!
と、急に不安になり慌てることになりました。
行ったことがある病院は、あと2軒あります。
1軒は同じく休診の予定でしたが、もう1軒は、市外で少し遠いですが年中無休です。
ただし、うさぎを診られる獣医さんはお一人だけで、勤務表を確認したところ、1月の1~3日は出勤予定がありませんでした。

やばい…。
暗雲が漂い始めました。
焦る気持ちを押し殺し、腰を据えてじっくり探すことにしました。
動物病院探し
まず、動物病院の検索サイトなどを複数チェックして、近くでうさぎを診られそうな病院をピックアップしました。
普段なら
で厳選しますが、絞り過ぎると見つからない可能性があるので、一旦いつもより寛容に(?広めに)探します。
その中で、ひとまずウェブサイトがある病院を、片っ端から確認していきました。
検索サイトの情報は古くなっていることがありますし、年末年始の予定は転載されていません。
急に体調が悪くなって慌てているときは、検索サイトの情報に頼りたくなりますが、診療時間内に間に合わないという理由で、別の日に同じ病院に2度断られたことがあります。(学習できていませんでした…。)
検索サイトは、最初の検索(抽出)に使用するのは良いですが、診療時間などの詳細は、病院のウェブサイトや電話などで直接確認するのがいいですね。
ということで、だいたいの距離順で、ひとつずつ確認していきました。
30軒くらい調べたところで、三が日に診療していることが確認できたのは、5軒でした。
いずれも、時間が短縮されていたり予約が必要だったりと、通常診療ではありません。
そして、その5軒の病院のサイトを詳しく見てみたのですが

絶対うさぎ得意!
と確信できる病院(または獣医さん)がありませんでした。
まず確認するのは
ですが、犬猫のことしか書かれていなかったり、写真や絵が犬猫だけだったり、うさぎ(またはエキゾチック)の記載があっても、そこにだけ「要事前相談」といった内容の注意が小さく書かれていたりして

ううむ…。
となりました。
また、私がいつも最も着目するのは
について紹介しているページですが
があれば

うさぎ居る?
と、一番に確認しますし
などの記載があれば

うさぎは?うさぎ、うさぎ!
と探し回ります。
さらに、学会の発表について掲載されているときは、もちろん
の文字を血まなこになって探しますし、所属学会の名前に
を見つけたら

よっしゃー!
となります。
ですが、今回確認した5軒には、これに当てはまる獣医さんや看護師さんは見つけられませんでした。

みんなワンちゃん(またはネコちゃん)を抱っこしていました…。
ここで心が折れそうになって、かなり遠いですが、同じ県内のうさ友さんに、かかりつけの病院の予定を聞いてみましたが、同じく休診でした。
その後、気を取り直して70軒くらいまで調べましたが、状況は同じでした。
残るは県外の救急病院です。
年中無休のところを2軒知っていますが、かなり遠くて行ったことはありません。
また、過去に電話したときに

今日はうさぎを診られる獣医師が居ないんです…。
と、断られたこともあります。

万事休す…。
うさぎを診られる(かもしれない)前述の5軒と救急病院に希望を託し、年末年始を過ごすこととなりました。
年末年始の過ごし方
体調が悪くなったときに駆け込む病院を、決めきれないまま年末年始が始まりました。
12月30日には

もし調子が悪かったら今日中に教えてね!
と祈るように懇願して、念入りに体調チェックをし、12月31日の午前中にも

最後の最後だよ。
と、ビクビクしながら声をかけ、午後から
が始まりました。
カウントダウンも、除夜の鐘も、初詣も、一切無視です。
なるべくいつも通りに、でも細心の注意を払って厳重警戒です。
年が明けて、1月1日から3日までの3日間は、缶詰で(駅伝を観ながら)ずっと見張っていました。
ちなみに

駅伝はめちゃくちゃおもしろかったです。
特に箱根駅伝は時間が長いので、見張りのお供に最高でした。(笑)
朝晩の部屋んぽも、なるべくいつも通りです。
でも愛兎は過去に
ということがありました。
は、おなかが痛いとき(鬱滞や胃拡張)のサインです。
なので、普段なら多少しつこくホリホリしても見守っているのですが、早めに邪魔をしてやめさせたり、ダッシュを妨害して止めたりしました。
そのせいで、余計にイラついてまたホリホリを繰り返したりして、気が休まることがあまりなく、愛兎も楽しくない部屋んぽだったかもしれません。
ケージに居るときも、執拗に
をしました。
結局、こちらの心配を察したのか、いつもよりはりきって
をしてくれていたように思います。
また、昨夏に体調を崩して以来、水分補給も自分で考えてしているように見えるときがあります。
ペレットや部屋んぽの準備を始めると、事前に水を飲んだり、部屋んぽ中に

そろそろ水も飲んだら?
と声をかけると、水を飲みに行ったりして

言葉が通じるんです!
声色で判断しているらしいとも聞きますので、いつも楽しくごきげんな声で話しかけたいですね。
また、5歳ともなると、自分で体調管理ができるようになるのかもしれません。
歳を重ねるってすごいですね。
そんなこんなで、いつも通りを心掛けていたものの、愛兎にはすっかりバレバレでした。
なので、1月3日には

あと1日だからね、がんばろうね。
と声をかけ、残りの1日を粛々と過ごしました。
そして迎えた1月4日。
朝起きたときの安堵感は、忘れられません。
仕事始めだった方には大変申し訳ないですが

平日ってなんて素晴らしいのでしょう!
と、心からホッとしました。
その日の朝んぽでは

もう大丈夫だからね。
と声をかけ、気のすむまでホリホリをしてもらいました。
おわりに
多くの動物病院が休診となる年末年始の、我が家の奮闘記をご紹介しました。
次の年末年始は、今回より安心して過ごせるように、もう少し範囲を広げて調べておこうと思います。
お近くで、かかりつけの動物病院は年末年始もやっているよ、といううさ飼いさんがいらっしゃいましたら、教えて頂けますと嬉しいです。