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うさぎのおしっこトレーニング:無敵のビッグトイレと粗相OK大作戦

うさぎ
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うさぎさんはトイレをおぼえます!

でも、おぼえるまでの子どもの頃や、大人になってからの粗相など、悩みは尽きませんよね。

愛兎のトイレ選びや部屋んぽ中の実情とともに、粗相対策などを紹介します。

愛兎のトイレ選び

赤ちゃんうさぎのトイレ事情

うさぎさん用のトイレは、たくさん商品がありますよね。

共通しているのが、段差が結構高くて網目もまあまあ大きいところ。

お尻を汚さないための工夫ですね。

ただ、赤ちゃんうさぎにとっては、なかなか大きな壁です。

  • 段差がのぼれない
  • 小さな足が網目にはまってしまう

といった事情で、しばらくトイレが使えないことも。

お迎えの際には

この子はまだトイレの場所が決まっていないので、しばらく様子をみて、いつもおしっこをするところにトイレを置いてあげてください。

と言われることも多いようです。

こっちが勝手に決めて置くんじゃないんだね。

うさぎさんが決めた場所に、あとから置いてあげるんだね。

ということで、うちではしばらく様子をみてからトイレを購入することにしました。

このトイレ無し期間。

ケージ内の至るところがおしっこまみれになったりして、お掃除が大変ですよね。

でもほんの少しの間です。

焦らずにゆっくり見守ってあげたいですね。

リビングでの放し飼いなど、ケージの外にいる時間が長いうさぎさんの場合、トイレは置かずに「ケージ内ですればOK」としているうさ飼いさんもいらっしゃるようです。

トイレは、絶対に必要というわけではないんですね。

ビッグトイレとの出会い

お迎え後1か月ぐらいでトイレを置いてみることにしました。

最初に購入したのは、定番の三角トイレです。

ケージの右奥に置いてみることにしました。

全体的に右側、特に右奥でしていることが多く、自信満々の設置場所です。

ところが…

  • 右奥に置くと右手前で
  • 右手前に置くと右奥で

トイレを避けるようにするようになってしまい、いたちごっこが続きました。

ニオイのついたティッシュを入れてみたり、使用済のトイレ砂を混ぜてみたりもしましたが、いっこうにトイレでしてくれませんでした。

きっとのぼりにくかったのでしょうね。

ただの壁だと思ったのかもしれません。

そこで思いついたのが

右側全体をトイレにすればいいのでは!?

という作戦。

幸い愛兎は、少々大きすぎるケージで暮らしていましたので、思い切って大きなトイレに変えてみることにしました。

購入したのはこちら。

こんな感じで右側全部がトイレです。

この作戦は大成功でした。

結局右奥でしかしなくなり、トイレ砂は右奥に少しでOK、トイレの中でお食事もできるようになりました。

ちゃんとできたよ。

「食べ物とトイレは離して置く」というのが原則ですが、チモシーを食べながらうんちをする子が結構居るようで、トイレで食事ができるようにしているうさ飼いさんをよく見かけます。

実録!部屋んぽ中の粗相

ビッグトイレとの出会いによって、ケージ内のトイレの場所決めは成功しました。

でも問題は部屋んぽ中ですよね…。

~6か月

部屋んぽで毎日しっかり1回分

6か月ぐらいまでは、部屋んぽでケージの外(サークル)に出ると、必ずしっかり1回分を複数の場所でしていました。

使わなくなった三角トイレを置いてみましたが、トイレを使うのは10回に1回ぐらい。

わざわざ三角トイレのすぐ横ですることも。

ニオイのついたティッシュや使用済のトイレ砂を入れてみたり、うんちを並べてみたり(!笑)しましたが、なかなか思うようにはいきませんでした。

気をつけていたこと

そんな中で気をつけていたことが2つあります。

まず

  • 「ダメ!」と言わない

おしっこをしそうになると、つい「ダメダメー!」と慌てて騒いでしまいそうになるのですが、「おしっこをすること自体がダメなこと」と勘違いさせてしまっては大変です。

粗相をしたあとは、こちらがアタフタと始末をしている横で様子をうかがっているので「怒ってないよー。」「いいねんよー。」と声をかけました。

正しいかどうかはわかりませんが…(笑)

そしてもうひとつが

  • しそうになったら諦める

飼育書などには「おしっこをしそうになったら、トイレへ誘導してあげましょう」と書いてあることがあります。

でも、うさ飼い歴数ヶ月の初心者が、うさぎ歴数ヶ月の赤ちゃんうさぎの「おしっこをしそうになったら」を瞬時に見極めるのはだいぶん難しいです(笑)

「あっ」と思ったら、もう出始めていることがしばしば。

そもそも抱っこができませんでしたので、事前に察知してトイレに連れていくなんてとても無理でした。

何度か挑戦しましたが、たいがい間に合わず、時すでに遅し。

逆に、下手に途中で動かそうとして大惨事になったことも…。

撥水加工のしてあるクッションの上でしてしまったときのこと。

慌てて動かそうとして、暴れた拍子にたまったおしっこを足で跳ね上げてまき散らし、お尻も足の裏もびちょびちょに汚れてしまいました。

布製品はお洗濯が大変ですが、うさぎさんのためには、撥水加工より染み込む素材の方がまだマシなんですね。

ということで、しそうになっていても、騒いで驚かせたりせず、諦めて終わるまで待つことにしていました。

7か月~1歳

「しっかり1回分」の減少

7か月を過ぎる頃から、部屋んぽ中の「外でしっかり1回分」は減ってきました。

週に3、4回といったところでしょうか。

部屋んぽの準備を始めると、前もってケージ内のトイレですませていることも!

なんて賢いのでしょう!!

ただまだ安定はしておらず、新しいものを投入したり、少しレイアウトを変えたりすると、振り出しに…。

何日か続けてしっかり1回分をするように戻ってしまう、といった感じでした。

スプレーのはじまり

加えてスプレー(いわゆる「飛びチッコ」)がはじまりました。

結構な量を結構遠くまで飛ばしますよね。

全部拭き終わったハズなのに、なんだかニオイが…

と思っていると、あり得ない場所にまで飛んでいたり…。

しばらく気づかずに、何日かして床や壁が汚れているのを発見することも。

いちばん困ったのは、洗濯したての部屋着が、たった数分で洗濯機へ逆戻りしてしまうことでした(笑)

1歳~1歳半

「しっかり1回分」の終焉

1歳を過ぎた頃から、外で「しっかり1回分」をすることはほとんどなくなりました。

新しいクッションなどを投入すると、ニオイつけのためなのか、ごくまれにすることはありましたが、ほぼ安心してみていられるようになりました。

そして、すでに習得済の「部屋んぽ前に事前にすませておく」ことに加えて、部屋んぽ中に、わざわざケージ内のトイレに「戻ってする」ようになりました!

なんて、なんて賢いのでしょう!!

このとき気をつけていたのが

  • 絶対にケージの扉を閉めないこと

「トイレに戻ると閉められる」と思い、我慢するようになってしまったら困ります。

そろそろ部屋んぽの終了時間かなーという、ちょうどいいタイミングでケージに帰ったときも、トイレの場合には一旦待って、閉めないようにしていました。

スプレー

この頃もスプレーは続いていました。

量も距離も相変わらずです。

特に、人間が立ったときに、足元をグルグルまわり、その勢いですることが多かったです。

走り回ってテンションが上がると出ちゃうのかなぁ…?

こちらが座ると落ち着くようでしたので、立ち上がる用事があっても、なるべく早めに座るようにしていました。

座っていても飛ばされることはありましたが…(笑)

1歳半~

1歳半頃からは、おしっこで悩むことはほとんどなくなりました。

普段のおしっこはケージ内のトイレでしてくれますし、スプレーも頻度や量が少なくなりました。

こちらも慣れてきて、少々のことならニオイも気にならなくなりました。

そのおかげで、朝晩の部屋んぽ以外もケージの外(サークル)にいることが多くなった愛兎。

お昼寝中に、少量のおもらしをしてお尻を汚してしまうことがたまにあります。

自分でキレイにしていることもありますが、サボっていることも…。

獣医さんによると

獣医さん
獣医さん

お尻はサボる子多いんですよー。

とのこと。

汚れているときは、寝転んだすきに、赤ちゃんのおしりふきで拭いたりクシをかけたりしています。

お尻はキレイなのがいいね。

粗相OKアイテム

敷物

粗相対策の必須アイテムといえば、まず敷物ですね。

「大きなカーペットをオシャレに1枚」といきたいところですが、ここはグッと我慢です(笑)

我が家でも、最初はリネン(麻)の大きめのラグを敷いていました。

噛み癖の心配もあり、選びに選んだお気に入りのラグでした。

でも、毎日洗濯していたら数週間でボロボロになってしまいました。

そして、大きな敷物は少しお天気が悪いと乾ききらず、毎日の部屋んぽに間に合わないことも。

だからといって、洗い替えを何枚も用意するのも大変です。

となると、アレしかありませんよね。

みなさんお使いのタイルカーペットです。

おしっこがかかるのはほんの数枚。

何枚か余分に買っておけば、汚れたところだけを交換すればOKです。

洗うのも簡単ですし、乾くのも早いですよね。

色も素材も大きさも、たくさん種類があるので、きっとお気に入りのものが見つかると思います。

でも

  • ちょっと物足りない…
  • 好きな色がない!
  • もっとカワイイのを敷きたい!
  • もっとフワフワのを敷きたい!

なんてときは、キッチンマットやバスマットなどで気に入ったものを、重ねて敷くのもいいですね。

ひとつひとつが小さくて、丸洗いできるものがおすすめです。

モール状のバスマットは、看護や介護のときにもよく利用されていますよね。

細長いキッチンマットは、ダッシュ用の通路に最適です。

部屋んぽ用トイレ

ケージ内のトイレとは別に、部屋んぽ用のトイレを用意されるうさ飼いさんも多いですよね。

うちでは、子どもの頃は100均の洗いカゴ、大人になってからはワンちゃん用のトイレをサークル内に置いています。

いずれもベッドと化し、トイレとしては使ってくれません(笑)

でも、お昼寝中に少量のおもらしをしてしまうことがあるので、ワンちゃん用トイレにはペットシーツを取り付けて活用しています。

フローリングの上なんかでウトウトしそうになっていたら、ベッド兼トイレへ誘導するようにしています。

クッション

「噛み癖があるのでケージ内に布製品を置けない…」という場合でも、部屋んぽエリアには、かわいいクッションなんかを置いてあげたいですよね。

また、クッションは、愛兎にとってはホリホリに欠かせないアイテムのようです。

丸洗いできるものや、おしゃれで高級なクッションもたくさんあると思いますが、我が家では、いくら汚してもいいプチプラクッションにしています。

それがこちら。

クッションカバーと座布団2枚。いずれも100均なので合計300円です。

クッションカバーはたいがい洗えるのですが、中身がクセ者ですよね。

洗えなかったり、洗っても綺麗にならなかったり、洗ったらダメになってしまったり…。

でも100円の座布団なら安心です。

汚れた1枚だけを洗えばいいですし、何度も洗ってダメになったらまた買い替えればOKです。

洗い替えもたった100円。余分に用意しておけますね。

座布団2枚ですと少し薄めですが、愛兎は気に入ってホリホリしています。

お気に入りだよ。

消臭ミスト

ほんの少量のおもらしなど、洗濯するほどでもないときは、ウェットティッシュで拭いたあとに消臭ミストをしています。

念のため、うさぎさん専用の安全なものがいいですね。

うちではこちらを使っています。

おわりに

うさぎさんのおしっこトレーニングとして、愛兎のトイレ選びや部屋んぽ中の実情、そして、おすすめの粗相対策などを紹介してきました。

粗相は、「させないようにする」のではなく「してもいいようにしておく」のがいいのではないかなと思います。

うさぎさんは、成長とともにどんどん賢くなっていきます。

思いどおりにならなくても焦らずに、それぞれのうさぎさんに合わせて見守ってあげたいですね。

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