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ドイツとイタリアの地理を学ぶ:やっぱり自作してしまいました

雑記
雑記

先日やった

  • 経県値

が楽しすぎて、外国でもやってみたくなりました。

ドイツとイタリアならいくつか塗れるかな。

それぞれの国の地理を学びつつ、地図を作成しました。

ドイツの地理を学ぶ

ドイツは連邦制で、16の州があります。

県に相当するのは「行政区」という区分のようですが、行政区は、ある州とない州があります。

※以下「行政区」を「県」と記載します。

さらに細かく、郡や市町村で分類すると、100地区以上になってしまいますが、州だけだと少ないので

  • 州+県(県がある州のみ)

で色分けすることにしました。

州の一覧は以下です。

  • Baden-Württemberg
  • Bayern
  • Berlin
  • Brandenburg
  • Bremen
  • Hamburg
  • Hessen
  • Mecklenburg-Vorpommern
  • Niedersachsen
  • Nordrhein-Westfalen
  • Rheinland-Pfalz
  • Saarland
  • Sachsen
  • Sachsen-Anhalt
  • Schleswig-Holstein
  • Thüringen

このうち、県がある州の、それぞれの県は以下です。

  • Baden-Württemberg
    • Freiburg
    • Karlsruhe
    • Stuttgart
    • Tübingen
  • Bayern
    • Oberbayern
    • Niederbayern
    • Oberpfalz
    • Oberfranken
    • Mittelfranken
    • Unterfranken
    • Schwaben
  • Hessen
    • Darmstadt
    • Gießen
    • Kassel
  • Nordrhein-Westfalen
    • Düsseldorf
    • Köln
    • Münster
    • Detmold
    • Arnsberg

県がない12州と、県がある4州の19県の、合計31地区を色分けしてみます。

ドイツ連邦共和国大使館・総領事館のサイトに、各州を紹介するページがあり、州のHPへのリンクもありましたので、各県については、それぞれの州のHPで確認しました。

例えば、Baden-Württembergのサイトには

  • インタラクティブマップ

なるものがあって、各地の情報を調べることができるようになっていました。

今はWebページは一瞬で翻訳できて、簡単に必要な情報を見つけることができるようになりましたね。

そんなこんなで、完成した私のドイツ地図がこちらです。

ドイツ
  • 居住(1)
    • Nordrhein-Westfalen:Köln
  • 宿泊(4)
    • Hessen:Darmstadt
    • Nordrhein-Westfalen:Düsseldorf
    • Sachsen
    • Schleswig-Holstein
  • 訪問(4)
    • Baden-Württemberg:Karlsruhe
    • Bremen
    • Hamburg
    • Rheinland-Pfalz
  • 通過(6)
    • Hessen:Gießen、Kassel
    • Niedersachsen
    • Nordrhein-Westfalen:Münster、Detmold、Arnsberg
  • 未踏(16)
    • Baden-Württemberg:Freiburg、Stuttgart、Tübingen
    • Bayern:7県すべて
    • Berlin
    • Brandenburg
    • Mecklenburg-Vorpommern
    • Saarland
    • Sachsen-Anhalt
    • Thüringen

住んでいたのは

  • Köln(市)

ですので

  • Nordrhein-Westfalen(州):Köln(県)

が唯一の「居住」です。

同じ県内にある

  • Bonn
  • Aachen

には、日帰りで行ったことがあります。

BonnはKölnから近くて、ドイツ人のルームメイトが、Bonnの会社に通勤していたことがあります。

Bonnはベートーヴェンでも有名ですよね。

Aachenはドイツの端っこで、温泉が有名です。

Aachenからの帰りには、方角を誤って、うっかりオランダに入ってしまったこともあります。

お隣の

  • Nordrhein-Westfalen(州):Düsseldorf(県)

は「宿泊」です。

中心都市は

  • Düsseldorf(市)

で、日帰りで遊びに行ったり、友人宅があって泊まりに行ったりしました。

少し離れて

  • Hessen(州):Darmstadt(県)

には

  • Frankfurt am Main

があります。

フランクフルト空港があって、ヨーロッパの旅行や留学では、起点や終点になることも多いですね。

私も出入国はFrankfurtで、それ以外に、家族が遊びに来たときに、迎えに行くついでに一泊して観光しましたので「宿泊」です。

最北部の

  • Schleswig-Holstein(州)

には友人がいて

  • Kiel
  • Lübeck

を案内してくれて

  • Hamburg(州:特別市)

にも連れて行ってくれました。

Kielはドイツでは数少ない、海が見られる地域です。

Hamburgも港町として有名ですよね。

Lübeckに行った日は特に天気が良くて、建物と空のコントラストがとても美しかったです。

Photo Collection Lübeck: 写真集 ドイツ・リューベック
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Lübeck, Germany in spring (127 photos)
春のドイツ・リューベック(掲載写真127点)

東部の

  • Sachsen(州)

  • Dresden

に行ったことがあります。

旧東ドイツの中で、唯一行ったことがある都市です。

Kölnからの日帰り旅行では

  • Bremen(州)

  • Bremen(市)

に行ったことがあります。

皆様がよくご存知の「ブレーメンの音楽隊」の地ですね。

Photo Collection Bremen: 写真集 ドイツ・ブレーメン
Meister Tax AND Accounting

Streetscape of Bremen, Germany in spring (57 photos)
春のドイツ・ブレーメンの街並み(掲載写真57点)

そのほかにも

  • Rheinland-Pfalz(州)

にある

  • Trier

  • Baden-Württemberg(州):Karlsruhe(県)

にある

  • Brühl

にも行きました。

ドイツは、住んでいたのに、首都のBerlinにも、有名なMünchenにも行ったことがありません。

また、名所が点在し観光ルートとしてお馴染みの

  • ロマンチック街道

も南部で、こちらにも全然行ったことがありません。

塗り分けてみて、改めて

なんて残念な地図!

と思いました。(笑)

イタリアの地理を学ぶ

イタリアには、20の州があります。

県(県相当も含む)で分けると100を超えるようなので、州で色分けしてみることにしました。

州の一覧は以下です。

  • Piemonte
  • Valle d’Aosta
  • Liguria
  • Lombardia
  • Trentino Alto Adige
  • Veneto
  • Friuli-Venezia Giulia
  • Emilia-Romagna
  • Toscana
  • Umbria
  • Marche
  • Lazio
  • Abruzzo
  • Molise
  • Campania
  • Puglia
  • Basilicata
  • Calabria
  • Sicilia
  • Sardegna

ラジオ講座のテキストに、地図と合わせて

  • イタリアの州と州都

が掲載されているページがありましたので、そちらを参照しました。

イタリア語2冊

私のイタリア地図はこちらです。

イタリア
  • 宿泊(3)
    • Lombardia
    • Toscana
    • Lazio
  • 訪問(2)
    • Veneto
    • Umbria
  • 通過(2)
    • Emilia-Romagna
    • Marche
  • 未踏(13)
    • Piemonte
    • Valle d’Aosta
    • Liguria
    • Trentino Alto Adige
    • Friuli-Venezia Giulia
    • Abruzzo
    • Molise
    • Campania
    • Puglia
    • Basilicata
    • Calabria
    • Sicilia
    • Sardegna

ドイツとは打って変わって、大都市や観光地(南部を除く)をおさえた「The イタリア旅行」という感じの色分けになりました。

4大都市として有名な

  • Milano
  • Venezia
  • Firenze
  • Roma

は、それぞれ

  • Lombardia(州)
  • Veneto(州)
  • Toscana(州)
  • Lazio(州)

の州都です。

そのほかには、Firenzeと同じToscana州にある

  • Siena

  • Umbria(州)

にある

  • Assisi

にも行ったことがあります。

イタリア国内にある別の国として有名なのは、Romaにある

  • Stato della Città del Vaticano(バチカン市国)

ですが、もうひとつ、Emilia-Romagna州とMarche州の境にある

  • Repubblica di San Marino(サンマリノ共和国)

にも行ったことがあります。

Milanoはおしゃれな大都会です。

冬に行ったのですが、暗くなるのがすごく早くて、地図は得意なはずなのに、夕方に街中を歩いたときに迷いました。

Veneziaへは訪問のみで、船で渡りました。

イタリアの景色で、とにかく一番好きなのがFirenzeの街並みです。

この記事↓のアイキャッチに使用した

この景色↓は有名ですね。

近くで見ると

Duomo

Duomo!

本当に美しい街ですが、長くFirenzeに暮らしていた方は

蚊が多くて大変よ。

とおっしゃっていました。

Romaでは、道端で地元のおばあちゃんをつかまえて、イタリア語会話集を開き

アナタノナマエハナンデスカ?

などと、今思えば

なんでそれ!?

という、旅先で出会った人とする会話ではない例文を読み上げ、でもおばあちゃんは

私の!?

と驚きつつも、丁寧にゆっくりと名前を教えてくれました。

そのあと、私のポケットを指さして

ファスナーをちゃんと閉めなさい。

と注意してくれました。

Romaはスリが多いことで有名です。

イタリアに行くに際して、上着を新調したのですが

  • ポケットにファスナーが付いていること

を条件に選んだダウンジャケットでした。

そしてそのポケットに、当時の日本で携帯電話の主流だった、2つ折りのガラケーを入れていました。

電話やその他の通信はできない状態で、ただの時計代わりです。

当初は時間を確認するたびに、ファスナーを開け閉めしていたのですが、面倒になってファスナーを開けっ放しにしていました。

ガラケーは、今のスマートフォンのように高価なものではありませんし、これまた当時主流だった「0円携帯」です。

最悪落として無くしてしまってもいいと思って、ファスナーを開けておくことにしたのでした。

ちなみに、紛失した場合のことを考えて、個人情報は消してありました。

そんな紆余曲折を経て、開けっ放しにすることにしたのですが、おばあちゃんは心配して注意してくれたのでした。

そして

私なんてほら!

と、自らのコートの前を開いて、中を見せてくれました。

コートの下には、2つの斜め掛けのバッグ(ポーチ)が、バッテンの形で厳重に収められていました。

そして再度コートの前を閉め、両手で左右のポケットのあたりをポンポンとして、得意げにニコっと笑いました。

地元の人でもこんなに警戒するほど、危険なのだなと思いました。

旅行者は狙われやすいですし、おばあちゃんも言わずにいられなかったのかもしれません。

心のこもった温かい忠告を有難く思い、その後はファスナーをきちんと閉めて、残りの旅を楽しみました。

地域にもよりますが、外国に行く方はくれぐれも気をつけてくださいね。

おわりに

ドイツとイタリアの地理を学びながら、行ったことがあるところを色分けした地図を作成しました。

州の区切りが入っている白地図に、県別になっている地図や路線図を重ねて、県境を引いたり色を塗ったりして作っていきました。

州名や県名も、ひとつずつ自分で書き入れました。

生成AIで簡単にできるんじゃない?

そうですね。

行ったことのある都市名を挙げて、州別や県別で色分けするように指示すれば、一瞬で地図は出来上がったかもしれません。

でも

こんなに楽しいこと、絶対にやらせてあげないよ!

時間をかけて自分で作ったおかげで、州名や県名をはじめ、各都市の正式名称や綴り、位置関係などを、改めて確認することができました。

そして何よりとても楽しかったです。

ドイツの地名は、読み方も綴りも、だいたい自分が思っているのと合っていて、比較的速く読み書きできましたが、イタリアになると

えーっと…なんだったっけ??

と何度も確認し直して詰まることが多く、時間がかかりました。

イタリア語の勉強も続けていますが、まだまだドイツ語の方が優勢のようです。

イタリア語の地名もスラスラ読み書きできるように、そしてドイツ語を忘れないように、地図や写真を見返して、引き続き学んでいきたいですね。

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